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夜には満点の星空が広がる胎内市のブルワリー。地元・胎内高原の水を使用し、ビールの本場・ドイツのマイスターから学んだ製法で「ドイツ式ビール」を醸造している。

胎内高原ビール園 自然豊かな山の中でビールを醸造

余計なものは入れない「ドイツ式ビール」

胎内高原ビール園は、胎内市の山の中にあるブルワリー。1999年に、胎内市(当時の黒川村)が本格的な地ビールの醸造を目指して開園した。代表の浅野重幸さんは、「当時、ビールの本場・ドイツからマイスターを招き、1年以上かけてドイツ式の醸造方法を学んだそうです。今でも、胎内高原ビール園の主軸になっているのは、この『ドイツ式ビール』です」と語る。ビールと一口にいっても、ドイツ式・アメリカ式・イギリス式などさまざま。中でも「ドイツ式ビール」は、1516年にバイエルン公ウイルヘルム4世が公布した「ビール純粋令」に則して造られたビールのこと。麦芽(モルト)・ホップ・水・酵母のみで造った「純粋なビール」だ。「ドイツの伝統的な製法を取り入れているビール園ってめずらしいんですよ。自分たちの強みを活かして、より美味しいビールを届けられるよう励んでいます」と、浅野さんは語る。

看板商品「胎内高原ビール」をリブランディング

創業当時から販売している、胎内高原ビール園の看板商品「胎内高原ビール」。「ビールそのものの味わいを楽しんでほしい」という思いから、炭酸を薄めにしてビールの濃厚な味わいを際立たせるのがこだわりだ。マイナーチェンジをしながらも、創業当時のレシピを受け継いだ「ドイツ式」にこだわって造っている。2023年には「空を見上げて飲むビール」というコンセプトのもと、ラベルを一新するリブランディングを行った。ラインナップは、「太陽のピルスナー」「雲のヴァイツェン」「星のシトラヴァイツェン」「月のアルト」の4種類。ラベルは時間帯ごとの空の色味をイメージし、それぞれのラインナップ名をドイツ語で表記している。「ドイツ語表記のフォントにもこだわっているんです。Futura(フーツラ)というフォントで、約100年前からあるものです。自分たちも、100年先まで届けられるビールを作りたいという思いも込められています」と、浅野さん。洗練されたパッケージのビールは、ゆっくりと過ごす自分時間のお供にも、家族や友人へのギフトにもぴったりの商品だ。

  • 胎内高原ビール園
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生産者紹介

代表取締役:浅野重幸
代表取締役浅野重幸

2023年に「新潟ビール醸造株式会社(胎内高原ビール園)」の代表に就任。全国のブルワリーに足を運んだり、さまざまな飲食店でクラフトビールを飲んだりしながら、日々ビール造りについて学んでいる。「もともとビールよりも日本酒派だったんですが、ビールについて学ぶにつれて『ビールって日本酒よりも奥深いんじゃないか』と思うようになりました」と、浅野さん。代表就任後は、「空を見上げて飲むビール」というコンセプトのもと、地元の水を使って造る看板商品「胎内高原ビール」をリブランディング。「胎内は星がきれいな土地として知られています。そんな空の下で造っているビールが美味しくないわけがないと思うんですよ。ぜひ、自分好みのビールを見つけてもらいたいです」と、語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 胎内高原ビール園
住所 新潟県胎内市熱田坂670