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130年続く伝統の味と技を守りつつ、ユニークな酒造りに取り組む株式会社マスカガミ。新潟県産米100%の酒米を惜しみなく磨き上げ、良質な酒を造る。

萬寿鏡(マスカガミ) 「萬寿鏡」の名は、古くは万葉集の和歌に由来

「普通じゃない普通酒」を造る酒蔵

萬寿鏡(株式会社マスカガミ)は、自然と歴史ある風光明媚な地であり、北越の小京都と呼ばれる加茂市において、創業以来130年にわたって日本酒を造り続けている。ラインナップは、日々の食事のお供に最適な定番酒から、淡麗で旨味のある高級酒まで幅広い。また、ユニークな製品開発にも力を注ぎ、中でも「F40」開発のきかっけがおもしろい。契約農家の調湿ミスで規格外となってしまった酒米を、大吟醸並みの40%に精米して普通酒を醸したのだ。これにより普通酒ながら大吟醸のような贅沢な味わいに仕上げられている。このように規格外の酒米を有効利用して生まれた「F40」。二年目以後は、正規格の酒米を使用するとともに「アルファベットライン」と称してシリーズ化され、普通酒を表す「F」、純米酒を表す「J」に、続く数字が精米歩合を表して製品名とされている。洗練されたデザインのラベルも相まって、若者や女性から強い人気を集めている。

米を贅沢に磨き、良質な酒を醸す

萬寿鏡は、良質な酒を造るために、「米を惜しみなく磨くこと」にこだわり続けている。驚くべきは、その精米歩合の低さ。もっとも低価格な普通酒でも、60%(米の外側の40%を磨くこと)に設定しているという。この精米歩合は、いわゆる「吟醸酒」、「純米吟醸酒」と同等の水準。萬寿鏡の「良酒造り」への強い思いが伺える。もちろん酒米は、新潟県産だ。製造工程においては、新潟ならではの風土を生かした「全量寒造り」。自然な低温環境の中で、じっくり発酵熟成させることで、まろやかで豊かな味わいの酒が造られる。「定番酒こそ、その酒蔵の誠意が現れる」とし、その言葉どおり誠心誠意を込めて酒造りに取り組んでいるのだ。

  • 萬寿鏡(マスカガミ)
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生産者紹介

杜氏:田島功三
杜氏田島功三

加茂市出身。誰よりもこの土地を愛している田島さんは、萬寿鏡(株式会社マスカガミ)に入社。30年以上にわたって、伝統と技術を引き継いできた。近年は、「香り豊かな酒造り」という独自の目標にも挑戦している。中でも力を入れているのが、「香りと旨みのバランスがいい日本酒」の開発。特別純米酒や特別本醸造、普通酒などの「晩酌に最適なお酒」に、吟醸用酵母で醸した「香りの華やかな原酒」と、従来の酵母で造った「原酒」のブレンドを調整することに加え、酒造りには適しにくいとされる「軟水」を使う必要があるそうで、試行錯誤と日々の研究を積重ねているという。「一番最初に手にとってもらえるような日本酒」を目指して頑張りたい、と語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 萬寿鏡(マスカガミ)
住所 新潟県加茂市若宮町1-1-32
営業時間 8:00~17:00
定休日 土・日・祝