スタッフレポート
アスパラガスの収穫風景をレポート!栽培法や美味しい食べ方など、豆知識も教えていただきました。
甘くてジューシーな春の味覚!
シャキシャキとした食感と、旨味たっぷりの味わいが魅力のアスパラガス。新潟県では、新発田市・十日町市・津南町など、各地で盛んに栽培されています。中でも新発田市は、県内一の生産量を誇る名産地。今回は、そんな新発田市でアスパラガスを育てている「たかさわ農園」におじゃましました。笑顔がすてきな髙澤さんご夫婦が出迎えてくれましたよ。
アスパラガスは発芽直後の若い芽を食べる野菜
アスパラガスの栽培方法は、屋外で育てる「露地栽培」・温度管理のしやすい「ハウス栽培」という2つの方法があります。たかさわ農園では、ハウス栽培を導入しています。
農園に訪れたのは、4月上旬。ちょうど春のアスパラガスの収穫がはじまる頃です。ちなみに、4月頃から収穫するものは「春アスパラガス」、7月頃から収穫するものは「夏アスパラガス」と呼ばれています。
ハウスの中に入ると、地面からニョキニョキとアスパラガスが顔を出していますね。
アスパラガスは、発芽直後の若い芽を食べる野菜です。根っこに蓄えた栄養をもとに、春になると新芽が生えてきます。これらが収穫されて、私たちの食卓に並んでいるのですね。
そして、新芽を収穫せずに成長させると、以下の写真(提供)のような大きな木になります。
アスパラガス農家は、春にアスパラガスを収穫したら、少し収穫をお休みして木になるまで成長させるのが一般的。木がたっぷりと光合成して栄養を蓄えることで、夏から秋にかけても美味しいアスパラガスを収穫することができるそうです。
「全体の9割が水分」という驚きのみずみずしさ
それでは、アスパラガスの収穫の様子を見せていただきましょう。出荷規定の長さまで成長しているか確認しながら、ハサミでカットしていきます。
カット直後のアスパラガスの断面がこちら!
断面から水分が溢れているのがわかりますでしょうか?
アスパラガスは水分が豊富に含まれる野菜。なんと「全体の9割が水分」と言われているそうです。美味しいアスパラガスを味わってもらうには、できるだけ鮮度が高く、みずみずしい状態でお届けする必要があります。そのため、早朝に収穫してその日に出荷する農家が多いそうですよ。
また、鮮度を保って美味しいアスパラガスを楽しむためには、届いた後の保存の仕方も重要。冷蔵庫でアスパラガスを立てて保存するのがベストです。
新鮮なアスパラガスは「素焼き」がおすすめ
今回は髙澤さんのご好意で、採れたてのアスパラガスをその場で調理してくださいました!髙澤さんのおすすめは、「アスパラガスの素焼き」。オリーブオイルと塩をかけて、フライパンで焼いていきます。
調理する際のポイントは、細かくカットせずに、まるごと一本で焼くこと(フライパンに入り切らない下の部分は、カットして味噌汁に入れると良いそうです!)。こうすることで、アスパラガスの水分が逃げにくく、ジューシーな食感を楽しめるのだそうですよ。
表を3分、裏を30秒ほど焼いたら完成!焼いている間、アスパラガスの甘い香りがハウス内に漂って、すでに幸せな気分です。お皿に盛り付けてみんなでいただきます!
頭からぱくり……。う〜〜ん、ジューシーでやわらかい!ほのかな塩気が、アスパラガスの甘みをより一層引き立ててくれています!農家こだわりのアスパラガスは、やっぱり素材の味を楽しめるシンプルな調理が一番ですね。お日様の下で食べることで、より美味しく感じました!ごちそうさまでした!
アスパラガスの注文受付中です!
新潟直送計画では、県内各地のアスパラガスを販売しています。どれも農家が工夫を凝らしながら栽培した自信作!食べ比べてみるのもおすすめですよ。
このレポートに登場している商品
アスパラガスの名産地・新発田市産です。農薬や化学肥料に頼らず、自然の力を活かしながら手間ひまかけて育てました。シャキシャキとみずみずしい食感と、甘みたっぷりの濃厚な味わいをお楽しみください!