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新潟酪農発祥、阿賀野市安田地区でで100年続く酪農家。初代からの情熱と伝統を守り、酪農の素晴らしさを伝えていく。

株式会社 神田酪農 搾りたての生乳を使用したこだわりジェラートが絶品!

新潟酪農発祥の地で3代続く酪農家

新潟県の北東部に位置する阿賀野市安田地区。標高1000m級の山々が連なる牛頭連峰の麓、阿賀野川が流れ豊かな自然に恵まれている土地で3代に渡り続く神田酪農。新潟の酪農は、明治40年頃、安田地区のツベタ牧場が始まりだとされており、その後ツベタ牧場の飼育技術を元に畜牛組合が発足された。神田酪農の初代、神田豊松さんは組合の発足者メンバーとして、乳牛の飼育に情熱を捧げた。飼育だけでなく乳牛の分娩や治療などにも携わり、いつしか「牛の神様」と呼ばれるようになったという。二代目から現在の三代目にまで、その意思を受け継いでいる。代々伝わる愛情と情熱を注いだ酪農で、美味しい牛乳をお客様に提供することが神田酪農の理念だという。

牛を大切に育てるこだわりの育成方法

牛の糞尿と稲わらで作った堆肥を使用し育てた良質な牧草。飲み水には天然鉱石利用のミネラルウォーターを与え、乳牛にストレスを与えない育成を大切にしている。飼料や水はもちろんだが、牛舎の環境にも気を配り、扇風機や換気扇などを使用して常に空気の循環を行い、より自然に近い風を牛舎内に通す。そして、常に牛床を清潔に保ち、乳牛をのびのびと育てている。家族同様に接することで牛に愛情を注ぎ、ゆったりと過ごさせることで美味しい牛乳を作っている。また、神田酪農は衛生管理努めている酪農家の証である「クリーンミルク生産農場」にも認定されており、安全・安心な牛乳を作ることを心掛けている。また、2019年、飼養衛生管理基準を遵守している農場として、公益社団法人中央畜産会より「農場HACCP認証」を受けた。

搾りたての生乳で作る極上ジェラート

愛情を注いで育てた乳牛たちの美味しい牛乳を幅広く味わってほしいという考えから始めたジェラートショップ「みるぱす」。酪農場の敷地内にイートインスペースを作り、しぼりたての生乳から作ったジェラートを提供している。みるぱすという名は”ミルクパスポート”の略で、これをきっかけに酪農の楽しさを知ってもらいたいという思いが込められている。こちらのジェラートは、コクがありながらも、さっぱりとした後味が特徴的。季節によってフルーツや様々な素材を使っており、そのラインナップは30種類以上にも及ぶ。 また、神田酪農では牛舎の見学や乳搾り体験なども行っている。今度も課外授業や加工品の製造を通じて、酪農の素晴らしさを伝えていく。

  • 株式会社 神田酪農
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生産者紹介

三代目:神田 豊広さん
三代目神田 豊広さん

新潟酪農発祥の地で代々続く神田酪農の代表。北海道で酪農を学んだ後、3代目を継いだ。「牛の神様」と呼ばれた初代の意思を引き継ぎ、愛情と情熱を注いだ酪農で、美味しい牛乳をお客様に提供している。また自ら育てた乳牛のしぼりたて生乳から作ったジェラートの製造なども行い、積極的に酪農の素晴らしさを発信。酪農は、牛の体調管理のため365日休めないことが大変なところだが、牛乳の販売を始めてからお客様の生の声を直接聞けたことが嬉しく、やりがいになっていると話す。

店舗詳細

店舗名称 株式会社 神田酪農
住所 新潟県阿賀野市六野瀬331番地