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完熟堆肥を使った稲作、ICTを活用した越後姫(苺)の栽培、ハウス栽培によるネギの生産など。一年を通した農産物の栽培を行う農業法人。

(有)安田興和農事 エコファーマー認定を受ける安田興和農事

酪農発祥の地で完熟堆肥を使った農業を行う

阿賀野市安田地区で米作りや越後姫の栽培などを行っている有限会社安田興和農事。安田地区は新潟県酪農発祥の地として知られ、広大な大自然に恵まれている土地。五頭連峰から流れる雪解け水と阿賀野川の良質な水源、越後平野の肥沃な土壌が農産物を育む。また、安田興和農事では近隣の酪農家に依頼し、自社の籾殻を使った完熟堆肥を作っている。すべての土にこの完熟堆肥を撒き、こだわりの土作りを行っている。

農業法人を立ち上げたきっかけ

昭和57年、新潟県内でもいち早く農業法人を立ち上げた代表の下條一行さん。農家の長男として家業を継いだが、農業は冬場の仕事がなく、会社に勤めながら兼業農家として働いていた。また、下條さんが子供の頃、父も同じように冬場は県外に出稼ぎに出ていたという。「自分の子供にはそんな寂しい思いはさせたくない」。そんな思いから、一年を通して農作物を栽培できるようにするため、農業法人を立ち上げた。初めのうちは、冬場の仕事としてうまく成り立つものがあまりなかったが、ネギやピーマン、越後姫のハウス栽培を成功させ、徐々に仕事を広げていった。

「量より質を」良いものしか作らないという信念

できるだけ多く収穫したいと思うのが農家の心情。しかし、安田興和農事の信念は異なり、「量より質を」優先する。一度でも品質の良くないものを出してしまえばお客様からの信頼を失ってしまうからだ。その信念を貫いてきたからこそ安田興和農事の今がある。現在、同社の農産物はレストランやホテルなど、県内外を問わず多くの取引先を持ち、市場価格に左右されることなく、生産者側が主導権をもった適正価格で出荷が行われている。

  • (有)安田興和農事
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  • (有)安田興和農事
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生産者紹介

取締役:本田充
取締役本田充

新潟県阿賀野市出身。元々は神奈川県で建設関係の仕事をしていたが、安田興和事業の代表取締役である下條一行さんの娘さんと結婚し、同社にて越後姫の栽培を始める。農家としては一からのスタートで、研修や栽培指導を受け、農業の知識を身につけていった。探究心が強く、データを活用した独自の農業スタイルで農作物の栽培を行っている。自分の育てた苺を食べた人たちが感動してくれることが何よりのやりがいだという。まだまだやりたいことが多く、黒イチジクの栽培を軌道に乗せることや、マンゴーなどの様々な果物を栽培していきたいと、今後の意気込みを語る本田さん。農作物を通して、もっと多くの人に感動を届けていきたいと考えている。

店舗詳細

店舗名称 (有)安田興和農事
住所 新潟県阿賀野市かがやき5911-4