とみやま農園
新潟県新潟市南区 店舗カテゴリ:果樹園世界一大きなプラムを育てる新潟県白根地区の若手農家!美味しい果物を作りながら、地元農業を牽引する。
果物の栽培が盛んな白根地区でプラムを育てる若手農家
新潟県白根地区に位置するとみやま農園。白根地区は、信濃川と中ノ口川という2つの川が流れており、長い長い年月をかけて上流から運ばれてきた土が堆積し、肥沃な土壌が形成されている。そのため農産物がよく育ち、特に果物の栽培が盛んな地域として有名だ。そんな白根地区で果樹園を営むとみやま農園。プラムやぶどうなどの果物を育てている若手農家である。
農園が一番力を入れているのものがプラムの栽培。白根地区の果物といえば、梨や桃、ぶどうなどが特に有名だが、なぜプラムなのか。プラムとはつまりはすもものことであるが、英語圏では「プラム」、日本では「すもも」とも呼ばれ、基本的にプラムとすももは同一のものを指す。農園を営む富山喜幸さんは、まだ20歳という若さでとみやま農園を設立。設立当初は、梨やぶどうを中心に栽培していたが、自分だけにしかできない果樹栽培を行いたいという思いから、プラムの栽培に力を入れ始めた。新潟でプラム栽培は大変珍しかったため、近隣の人々に食べてもらい、まずはプラムを知ってもらうことからスタート。味の評判が良く、徐々にとみやま農園の栽培するプラムの知名度が増していった。現在は、それまで行っていた梨の栽培面積を減らし、プラムの栽培に本腰を入れている。
農園では、より美味しくプラムを実らせるために土壌管理に余念がない。肥沃である白根の土壌を生しながら、土づくりにはキノコのおが屑などの有機質や微量要素を使用。お客様に高品質なプラムを提供するため、成長に合わせた管理を徹底している。
ギネス記録への挑戦。地元農業への思い
2015・2016年、富山さんの育てたプラムの重量が、非公式ながらギネス記録を上回った。正式にギネス記録の挑戦も行った。もともとギネス記録の挑戦は、生まれ育った地元白根を多くの人に知ってもらいたいという思いからだった。今後ギネス記録挑戦だけでなく、若手農家が自分たちらしさが出せる農業の仕組みを作っていきたいと話す。後継者問題や食料自給率の低下など、日本の農業が抱える問題は大きい。この大きな課題と向き合い、しっかりと解決していくために、同世代の若い農業経営者を増やし、共に解決していきたいと考えている。
生産者紹介
代表富山喜幸
新潟市南区出身の富山喜幸さん。中学卒業後、農業高校へと進学。学生時代、自分が育てた農産物を直売所で販売していた際に、お客様から「美味しい!」と言ってもらえた経験が強く焼き付き、農業の道に進むことを決める。新潟農業大学卒業後の2010年に20歳という若さでにとみやま農園を設立。自分だけにしかできない果樹栽培を行いたいという思いから、プラムを育て始める。新潟でプラム栽培は大変珍しかったため、近隣の人々に食べてもらい、まずはプラムを知ってもらうことからスタート。味の評判が良く、徐々にとみやま農園の栽培するプラムの知名度が増していった。世界一大きいプラムのギネス記録にも挑戦した。今後は若手農業者が自分たちらしさが出せる環境を作っていきたいと話す。
店舗詳細
店舗名称 | とみやま農園 |
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住所 | 新潟県新潟市南区戸頭457 |