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新潟駅南口けやき通りの洋菓子店。帝国ホテルで腕を磨いたパティシエが手掛けるケーキや、オーナーの父が採蜜した天然蜂蜜をふんだんに使ったフィナンシェなどが人気だ。

DRESS きらびやかな洋菓子が並ぶ店内

一流の技で、華やかな洋菓子を手掛ける

「DRESS」は、2021年10月、JR新潟駅南口のけやき通りにオープンした洋菓子店。ピンクを基調とした店内は、小麦と蜂蜜の甘い香りが漂い、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出す。オーナーパティシエは、有名ホテル「帝国ホテル東京」で10年間腕を磨いた三田正樹さん。一流の技術を駆使したきらびやかなショートケーキや、帝国ホテルのレシピをアレンジしたフルーツケーキ「新潟ヴェルジェ」などがショーケースに並び、店内を彩る。看板商品は、1日400個、多い時で2千個を売り上げる「はちみつフィナンシェ」。天然の蜂蜜「百花蜜」をふんだんに使い、しっとりとした味わいが人気だ。洋菓子だけでなく、高級ホテルの朝食をイメージした食パンやクロワッサンも提供している。

父の蜂蜜を伝えるスイーツ

DRESSのスイーツを語る上で、外すことができない蜂蜜。同店のスイーツのほとんどで、三田さんの父・正晴さんが営む「新潟養蜂」の蜂蜜が使われている。養蜂一筋30年のプロフェッショナルが手掛ける天然蜂蜜は、純度が高く、雑味のないクリアな味わいが特長だ。三田さんが父の蜂蜜を知ったのは、独立を志して新潟に帰郷した時だったという。「後味がスッキリしていて、クセがない味わい。こんな蜂蜜は食べたことがないと感動しました」と振り返る。パティシエとして「この蜂蜜を主役にしたお菓子作り、父の蜂蜜を広めたい」。帝国ホテルで磨いた技術を生かし、フィナンシェやケーキを開発。スイーツごとに、味や食感の決め手となるようなテクニックが、随所で輝いている。

ドレスのような、きらびやかな店に

「ハレの日に着るドレスと同じように、ケーキはハレの日に贈るもの。ドレスもケーキも生地作りが大事という共通点から、『DRESS』と名付けました」と、店名の由来を語る三田さん。時代を超えて愛される、きらびやかなドレスのように、長く愛される店にしたいとの思いが込められているという。そしてもう一つ、店名には「MITA MASAKI LAB」と自身の名も入れた。それは、専門学校の講師を勤めていた時に、あることを感じたからだという。「子どもの頃に、ケーキ屋に憧れる人は多い。でも夢を諦める人も少なからずいると知りました」。自分の名前を入れることで、「パティシエを志す人の憧れる店、憧れる存在になれたら」とほほ笑む。三田さんの思いが、きらびやかな新潟を作り出していくだろう。

  • DRESS
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生産者紹介

オーナーパティシエ:三田正樹
オーナーパティシエ三田正樹

新潟市出身。市内の調理専門学校を卒業後、東京の帝国ホテルに就職した。10年間、洋菓子部門で腕を磨き、30歳で独立を志してUターン。帰郷した際に、父が営む新潟養蜂の蜂蜜を食べて衝撃を受けた。「この蜂蜜をもっと多くの人に知ってほしい」と蜂蜜を生かした洋菓子を考案し、2021年10月に「DRESS」をオープンした。「お菓子は人を笑顔にさせるもの。だから、作り手として常に笑顔でいたい」とパティシエの矜持を語る。来店者だけでなく、店のスタッフにも笑顔でいられるような環境を整え、「新潟でパティシエを目指す人が、憧れになるような店にしたい」と力を込める。三田さんの夢への挑戦は始まったばかりだ。

店舗詳細

店舗名称 DRESS
住所 新潟県新潟市中央区天神2-1-28 アクシス駅南イースト 1F