渡六菓子店
新潟県五泉市 店舗カテゴリ:和洋菓子店五泉市で、地域の人々に愛される「渡六菓子店」。明るい店内には、定番商品のほか、季節感あふれる和洋菓子が並ぶ。素材の味や香りを生かしたお菓子作りがモットー。
地域で愛される、創業70年の老舗菓子店
五泉市の渡六菓子店は、和洋菓子を製造販売する老舗。現在の代表渡辺修さんで3代目となる。創業当初からの看板商品、黄身あんを皮で包んで焼いた「粟島饅頭」の他、フランス菓子店で修行した3代目が一つ一つ丁寧に焼き上げる焼き菓子が人気だ。製造のこだわりは、素材の味や香りを引き出し、個性豊かな味わいにすること。「子どもたちがおこづかいを握りしめて、気軽に買い物に来れる店でありたい」と渡辺さん。何気ない素材の美味しさを最大限に引き出し、手に取りやすい価格で提供することを心掛けている。2013年にオープンした新しい店舗は、明るく華やかな印象。売り場には、サロンが併設されており、スイーツやコーヒーを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができるのも魅力だ。
店内を彩る、オリジナル商品の数々
渡六菓子店の代表の渡辺さんと奥様の東子さんは、常に「お客さんを笑顔にすること」「わくわくしてもらうこと」を考えている。渡辺さんはパティシエとして、季節感や素材の美味しさを生かした、本当に美味しい菓子を作ることに集中。人気のオリジナル商品は、五泉市の地名にちなんで名づけられた焼き菓子「サンクフォンテーヌ(5つの泉)」やカラフルなボタンをイメージした缶に様々なクッキーを詰めた「ボタン缶クッキー」など。その傍らで奥様の東子さんは、選ぶ時間の楽しさ・手にした時のわくわく感を感じてもらえるようにとアイディアを凝らす。四季折々の装飾や、所々におもてなしの心を感じる店づくりが嬉しい。
生産者紹介
3代目渡辺 修
五泉市出身。渡六菓子店の3代目。幼いころは、家業を継ぐことは考えておらず「洋服が好きでデザイナーになる夢があった」という渡辺さん。しかし、後継ぎとなる予定だった兄が事故で急逝してしまったことから、自らが父を助けると決意。当初は葛藤もあったというが、高校卒業後、関東のフランス菓子店3軒を渡り歩き、菓子作りを修行すると、その楽しさ・奥深さに魅了された。新潟にUターンしてからも、新潟市内の別の菓子店で経験を重ね、27歳の時に渡六菓子店入社。菓子作りのモットーは「普通のものをより美味しくすること」。素材の味や香り・お菓子の個性がはっきりと感じられる菓子作りを目指している。
店舗詳細
店舗名称 | 渡六菓子店 |
---|---|
住所 | 新潟県五泉市伊勢の川962-2 |