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新潟の郷土菓子や餅菓子を中心に製造販売を行う。昔ながらの製法を受け継ぎ、心を込めて笹団子やちまきを手づくり。「体に優しい味」が、地域に親しまれている。

御母家 水田が広がる頸城平野の一角にある本店

創業から貫く「体に優しい味」

妙高山から見下ろすように水田が広がる上越市の頸城(くびき)平野は、水源が豊かで、新潟県内屈指の米どころ。この平野の一角に店を構える「御母家(おもや)」は、地元産のもち米や食材を使った笹団子やちまきが人気の和菓子店だ。病院の栄養士だった澤海(そうみ)直子さんが創業した。当初は介護や育児のかたわら、地域で受け継がれてきた笹団子、ちまきを販売していた。次第に道の駅の土産品や、端午の節句の祝食、結婚式の引菓子としての需要が高まり、かきもちや餅の製造も始めた。創業当初から、「子どもにも高齢者にも、体に優しい味」を提供することが信条。もち米加工品は、自社の田んぼで栽培したもの含め、県産もち米「こがねもち」を100%使用する。ヨモギや笹なども県産にこだわる。昔ながらの製法を守り続け、手作業で丁寧に仕上げる。「限界まで保存料や添加物に頼らない」。澤海さんの思いが詰まった商品が、きょうも店頭に並んでいる。

伝統を守り、四季の味を届ける

笹団子とちまきに並ぶ、御母家の定番商品「かきもち」。もともとは、農家が冬に余った餅で作っていた自家用の菓子で、「売り物にして、お代をもらうものではない」と思われていたという。しかし、1980~90年頃になると、自作する家庭が減っていき、販売を求める声が増加した。現在でも製法は当時のまま。冬の寒風にさらして自然乾燥させことで甘みが増し、ホリホリとした食感になる。昔ながらの作り方を守り続け、ロングセラーとなっている。また御母家では、かきもち以外にも、季節に応じた和菓子を提供している。春は、「高田桜豆大福」が高田城百万人観桜会にて大人気。夏は、生麩を使った「麩まんじゅう」が定番だ。冬は、上越市で、11月30日と12月1日に食する風習がある「川渡(かわたり)餅」など、地域に根付いた商品を展開している。同社は、上越市内に本店と富岡店の2店舗を展開。2018年7月に上越市歴史博物館内にミュージアムカフェをオープン。2020年4月に上越妙高駅西口の商業施設「寄ってかんねかね」にも出店し、上越の伝統の味を発信している。

  • 御母家
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生産者紹介

専務:澤海秀保
専務澤海秀保

上越市出身。大学卒業後は上越市内で働いていたが、店を一人で切り盛りしていた社長の母・直子さんが体調を崩したことを機に、実家に戻ることを決めた。和菓子作りは「シンプルだからこそ、難しい」と奥深さを語る。目指すのは、家族団らんになる商品づくり。子どもや孫に食べさせたくなるような、体に優しく安心できる味わいだ。だからこそ、添加物や保存料は極力使わない昔ながらの製法にこだわる。同時に、さらなる品質向上のために、「米についても、もっと知識を増やしたい」と研究に精を出す。本店の敷地内で粟(あわ)栽培を手掛け、粟餅や粟大福に活用したり、上越市吉川区で生産された自然薯を使ったどら焼きを開発したりと、新たな展開にも精力的だ。

店舗詳細

店舗名称 御母家
住所 新潟県上越市上真砂65‐1