新潟直送計画からのお知らせ

「枝豆・茶豆」の予約受付が始まりました

新潟市江南区にある農業法人。豊かな水源に恵まれた亀田郷で米作りを行う。地域とのつながりを大切にしながら「農福連携」や「食育」にも積極的に取り組んでいる。

あけぼのクラブ 地元の大豆生産法人「カメヨコ」にも所属

農業と社会の接点を作ることを理念に、地域と繋がる農家

新潟市江南区(旧亀田地区)に農地を持つ農業法人「あけぼのクラブ」。米やキノコの生産のほか、大豆を栽培する圃場の管理も行っている。代表を務める立川喜彦さんは、2013年から父親の農業を手伝うようになり、2019年に「農業法人 あけぼのクラブ」を設立。地域社会における農業の在り方に課題を感じ、SNS発信・対面販売・食育・農福連携に取り組んでいる。さらに、亀田・横越地区の農家で結成された農業法人「カメヨコ」にも所属しており、大豆の生産も行う。2022年には、カメヨコが生産している大粒大豆を使った「カメヨコなっとう」と、あけぼのクラブの「コシヒカリ」を楽しめるギフトセットを企画した。「このギフトセットを通じて、新潟市内で創り出される人の温かさや豊かさなど、美味しさの奥にあるメッセージを受け取ってほしい」と、立川さんは語る。

地域の魅力や繋がりを伝える「カメヨコなっとう」

「カメヨコなっとう」は原材料の生産から加工・販売まで、すべて新潟市内で行われている商品。製造加工は新潟市北区(旧豊栄地区)の就労継続支援B型事業所「クローバー 歩みの家」が行う。「カメヨコなっとうは、農業と福祉という異なるジャンルが繋がる農福連携によって生まれた商品です。どこを切り取っても作り手の顔が見えるカメヨコなっとう。地域で作られる素材の味わいや、その背景にあるカラフルな力強さを伝えられたら」と、真希さんは期待を胸にする。「個性が認められ、すべての人が輝ける未来」を思い、農業・福祉・ローカルが繋がることで生まれた「カメヨコなっとう」。手にした人に地域の魅力や繋がりを感じてもらえるような商品に仕上がっている。

消費者の方とのコミュニケーションを大切にする

美味しく安心して食べてもらえる農産物の生産に取り組みながらも、「どうしたらお客さんに手に取ってもらえるのか」という点も重視している立川夫妻。直売所やマルシェに出品する際は自ら店頭に立ち、消費者の方と会話をしながら購入してもらうことを大切にしている。「実際にお客さんの顔を見てやり取りできると、自分のモチベーションにもつながりますね」と、真希さんは笑顔を見せる。さまざまなイベントにも積極的に参加し、自分たちの農産物やそれを使用した料理の販売も行う。人を惹きつける立川夫婦の人柄と行動力で、今後も農業を通じてさまざまなコトを届けてくれるだろう。

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生産者紹介

販売担当:立川真希
販売担当立川真希

長岡市(旧和島村)出身。専門学校卒業後は、看護師として働いていた。当時同僚だった喜彦さんと結婚後、喜彦さんの実家がある新潟市江南区へ移住。2019年、地域農業の課題と可能性を感じて「あけぼのクラブ」へ入社。現在では、主に販売や商品企画を担当している。直売所に農産物を出品する際は、積極的に対面販売を行い、消費者の方と直接ふれあえる機会を作っているという。「お客さんとのコミュニケーションを大切にしています。お客さんから『美味しかった』と言っていただけるのが、何よりも嬉しいですね」と、真希さんは笑顔を浮かべる。

店舗詳細

店舗名称 あけぼのクラブ
住所 新潟県新潟市江南区袋津3-1-18