令和7年度米 新潟県産にじのきらめき

長井農園は、新潟市南区の白根地区でお米や枝豆を中心に栽培する農家。今回は、みずみずしく弾力のある食感が自慢のお米「にじのきらめき」をご紹介します。虹のように美しく輝く炊き上がりで、多彩な特性を持つことから、その名が付けられました。ひと口食べると、お米本来のやさしい甘みが口いっぱいに広がります。どんなおかずとも相性抜群で、おかずの美味しさを引き立ててくれますよ。

田んぼが広がるのは、信濃川と中ノ口川に挟まれた越後平野。2つの河川が氾濫を繰り返し、お米が育ちやすい肥沃な土壌が形成されました。また、長井農園では稲の成長過程に合わせて、厳選した数種類の肥料を使い分けています。「夏の暑さにも負けない強い稲を育てるためには、適切な肥料を施して、稲に十分な栄養を与えることが大切です。そうすることで、美味しく品質の良いお米ができるんです」と、長井さんは話します。

新潟平野の中央に位置する新潟市南区は、昔から稲作が盛んな地域。平地という環境だけでなく、一級河川・信濃川の存在が大きく関係しています。日本で最も長い川である信濃川は、年間流出量も日本一。山々から流れ込む豊富な雪解け水により、圧倒的な水量を維持してきました。その豊かな水が圃場に供給され、稲はたっぷりの水を吸収して育ちます。だからこそ、つやつやと輝くようなみずみずしいお米が実るのです。