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上越市大潟地区でいちご栽培を手掛ける「苺の花ことば」。最適な環境づくりを徹底し、食べた人が思わず笑顔になる"幸福"を全国へ届ける。

苺の花ことば 苺の花言葉=「幸福な家庭」

上越初の観光いちご園「苺の花ことば」

新潟県の南西部に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな上越市。観光いちご園「苺の花ことば」では、新潟県で誕生したブランド苺「越後姫」と平成23年に品種登録された新品種「桃薫(とうくん)」を栽培している。新潟県を代表するブランド苺である越後姫は、大粒でジューシーな果汁と芳醇な香りを持ち真っ赤で甘い実をつけるが、対照的に桃薫は薄桃色と白色の中間のような色をしており、柔らかい甘みとココナッツや桃に似た香りを持っているため、従来の苺とは違った風味を楽しむことができるのが特徴だ。園の名前である「苺の花ことば」には苺が持っている幸福な家庭という花言葉から、スタッフやお客様に幸せを感じてもらうために甘くて美味しい苺を提供したいという思いが込められている。

いちご栽培に最適な環境づくりの追求

上越市初の苺狩りスポットである苺の花ことばでは、いちご狩り体験の他に家庭用や贈答用の販売、ドライフルーツや苺はちみつなどの加工品も販売している。当初は2棟だったビニールハウスも現在は6棟に増え、お客様も上越の方だけでなく県外から来る方もいるそうだ。そんな苺の花ことばでは栽培にも気を配っている。通常苺は実をつけるとその後枝分かれをしてどんどん数が増えていくが、そのまま増やしてしまうと元々の味が分散してしまい、味にムラができてしまう。ところが苺の花ことばでは、味にムラを出さないように枝分かれをさせず、一粒づつ実をつけさせる一つ芽管理という栽培方法を取っている。その他にもハウス内の二酸化炭素量を機械で計測し、一定の数値に保つように管理を行い、苺のためにいいと思えることは実践し続けるなど、幸せを届けるための苺への妥協のない探求心が伺える。

大切に育てた苺を通して幸福を届ける

表皮が繊細で傷みやすい苺は、美味しいものであっても県外に出回ることが少ない。しかし、苺の花ことばでは苺が傷つかないようにクッション性の高い梱包資材を使用し、県外への輸送も安定して行っている。代表の高橋さんは、「幸福な家庭」という花言葉の他にも「あなたは私を喜ばせる」という意味を持つ苺は、大切な家族や恋人・友人・お世話になっている方への贈り物として最適だと話す。今後は、こだわりの詰まった苺の魅力をインターネットやSNS、毎年行っている苺狩りなどを通じて積極的に発信していきたいという。そして、苺という農産物を通じてその先にある"幸せ"を届けたいと語ってくれた。

  • 苺の花ことば
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生産者紹介

代表:高橋和樹
代表高橋和樹

愛知県出身。初めて新潟を訪れたのは、スキーを学びに来た18歳の時だった。その後、愛知県へUターンして就職するが、結婚を機に新潟へ移住。生まれ育った愛知県ではいちご狩りが盛んであり、幼い頃に目にした楽しそうな人々の笑顔が印象的だったことから、苺の栽培をスタートする。新潟市西蒲区で農業研修を行った後に、現在の上越市大潟地区にて起業。苺を栽培するにあたり、苺の花言葉の一つである「幸福な家庭」を目標とし、実際に苺を口にするお客様の幸せはもちろん、栽培するスタッフにもやりがいを持って働ける職場づくりを心がけている。今後も多くの人々に幸せを届けるために、いちごの質の追求はもちろん、他の農産物の栽培やカフェ経営など、様々なことに積極的にチャレンジしていきたいと語る。

店舗詳細

店舗名称 苺の花ことば
住所 新潟県上越市大潟区長崎1500