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長年に渡って有機肥料を使った米作りに取り組むベテラン農家。安心安全の品質にこだわる。収穫したての新鮮さを保ち、いつでも「新米」の美味しさで提供している。

佐藤農産有機センター 有機肥料にこだわり、安全なお米を提供する

安全性と美味しさのために栽培方法にこだわる

三条市において10代以上に渡り米栽培を行っている佐藤農産有機センター。代表を務める佐藤一寿さんは、農家歴40年以上の大ベテランだ。長年、有機肥料を活用した土づくりにこだわっており、農薬を一切使用しない「真鴨農法」にも取り組む。これは、真鴨の放飼いにより除草と捕虫を行う栽培方法だ。真鴨農法を含め有機農法で栽培した生産米は、国が定めた安全規格である「有機JAS認証」を取得している。また、安心・安全の品質を土台として、佐藤さんが力を入れているのは米の「食味」だ。有機肥料のほか、発酵鶏糞や米ぬかを収穫後に散布することで、アミノ酸・ミネラルが豊富な土壌を作り上げている。米・食味鑑定士協会が行う「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」では、その「食味」が評価され、「ベストファーマー」に認定された。毎日の主食である米を、いかに安全に美味しく食卓まで届けるかを考え、実践し続ける佐藤農産有機センターの米は、全国から注文が入るほどの人気商品。有機栽培の食品を扱うスーパーからも毎年声がかかっている。

収穫したての新鮮さをそのままに発送

秋に収穫期を迎える米は、乾燥後、玄米や精米で保存されることが一般的だ。しかし、佐藤農産有機センターでは、籾(もみ)をつけたまま貯蔵し、出荷量に合わせて定期的に籾ずり。その後は14℃以下の保冷庫で保管し、注文が入った後、発送直前に精米している。収穫後、このようにひと手間かけるのも、佐藤さんが米を生鮮食品として扱っているからこそ。収穫直後は美味しい新米も、玄米や精米状態では酸化が進み、粘りや旨みが失われてしまう。いつでも新鮮な米を食べて欲しいとの願いから、効率度外視で貯蔵と精米を行っているのだ。加えて、発送時には脱酸素材を使用し、無酸素包装を施している。これも鮮度を保つために行っている工夫の一つ。「新米の美味しさが味わえる『新鮮米』を届ける」ため、細部まで配慮を欠かすことがない。

地域のつながりを大切にする

代表の佐藤さんは、現在公民館分館長として活躍しており、地域活動にも熱心に取り組む。地域で食育を推進する「三条まんま塾」では、講師として子供たちに稲作を教えている。また、健康と地産地消のため、市内の学校給食を有機栽培米での完全米飯に推進する活動にも携わるなど、食や農を通じた地域づくりに努めている。佐藤さんが大切だと考えているのが「地域力」。世代を超えた地域のつながりこそが重要であるとして、様々な活動へ参加しているのだ。そして、顔の見える付き合いが多いからこそ、「食べた人が笑顔になるようなお米を生産したい」と強く想い、さらに力を注げるのだという。

  • 佐藤農産有機センター
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生産者紹介

代表:佐藤一寿
代表佐藤一寿

40年以上に渡って米作りを行うベテラン農家。先祖代々米農家であり、農業大学を卒業後すぐに就農した。「食べる人」との交流を大切に、地域活動にも率先して参加。現在は公民館分館長を務めており、三条市の給食を有機栽培米での完全米飯にする取り組みや、子どもたちに稲作を教える活動も行った。顔の見える活動を通して、「安全な品質」と「美味しさ」への想いは一層増すという。とりわけ「栽培は、気持ちが大切」と話す。手間暇がかかる農法や保存方法にあえて取り組んでいるのも、食べる人への愛情があるからこそ。自慢のお米は、「栄養もしっかり取れる分つき米で食べてもらいたい」と話す。

店舗詳細

店舗名称 佐藤農産有機センター
住所 新潟県三条市須戸新田1130