笹寿司の里
新潟県糸魚川市 店舗ジャンル:食品製造・加工上越地方に古くから伝わる郷土料理「笹寿司」を製造する食品会社。糸魚川産コシヒカリをはじめとする地元食材を使用し、地域の食文化を大切につないでいる。
謙信公ゆかり、上越地方の郷土食「笹寿司」
上越・糸魚川エリアに伝わる「笹寿司」は、笹の葉の上に酢飯をのせて、色とりどりの具材や薬味を盛りつけた郷土料理。お祭り・法事・お盆・正月など、古くから家族が集まる「ハレの日」の食卓に欠かせないご馳走として親しまれてきた。戦国時代、上杉謙信が笹の葉でご飯を包んで合戦に向かったことが由来。笹の葉には抗菌作用があり、保存食・携帯食として重宝されてきたという。上越地方の中でも、地域や家庭によって盛り方や具材もさまざま。山で採れた山菜や野菜、川や海で獲れた魚など、地元の旬の食材がふんだんに使用されている。「笹寿司の里」が店を構える糸魚川市能生地区では、笹の葉に酢飯を小判型に平たくのせ、3種類の具材をトッピングするのが特徴だ。「彩り豊かな具材をのせた笹寿司を口元へ運び、笹を少しずつめくりながら、3種の具材を順番に食べていくのが醍醐味。地元では、具材に合わせて3口で食べるのが定番です。ひと口ごとに異なる具材の風味を楽しんでみてください」と、代表・小竹貴さん。郷土の歴史と先人たちの知恵が詰まった食文化を、現代の食卓へと大切につないでいる。
糸魚川・能生の厳選素材をふんだんに使用
笹寿司の土台となる酢飯は、地元の能生谷産コシヒカリ。冷めてももっちりとした食感が続き、一粒一粒が際立った存在感のあるお米だ。笹寿司の里では、昔ながらのお釜で水加減を細かく調整しながら炊き上げる。炊き上がった直後に、塩・砂糖・米酢を合わせた自家製の「合わせ酢」を手早く混ぜ込み風味を閉じ込めている。さらに、酢飯にのせる具材一つ一つにもこだわりがある。中でも笹寿司の里ならではの具材が、地元の能生漁港で水揚げされたカニのむき身。漁獲時に足が取れてしまった規格外品を有効活用している。そのほかにも、銀鮭は自ら焼いて手作業でほぐし、錦糸卵や高菜の塩漬けも手作り。舞茸やしいたけ、ぜんまい、フキといった山菜は、甘辛い味付けでじっくりと煮詰めている。こうして丁寧に作った具材の旨味と酢飯が、絶妙な調和を生み出す笹寿司。手間ひまを惜しまない手仕事によって、どこか懐かしく、また食べたくなる味わいに仕上げている。
生産者紹介
代表小竹 貴
糸魚川市出身。関東の大学を卒業後、地元へUターン。父が立ち上げた食品会社「小竹食品」に入り、お弁当やオードブルの製造を担当する。その傍ら、上越地方の郷土食「笹寿司」の製造にも注力。「品質第一」をモットーに、地元はもちろん全国のお客さんに郷土の味を届けている。「糸魚川の『笹寿司』は、今でもハレの日の食卓には欠かせない料理です。時代が変わっても、この食文化を残していきたいですね」と、微笑む。
店舗詳細
| 店舗名称 | 笹寿司の里 |
|---|---|
| 住所 | 新潟県糸魚川市能生2871-7 |













































