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焼き芋をはじめ、焼き芋を加工したクレープ・ワッフル・アイスなどを販売する専門店。砂丘地が広がる新潟市西区で自ら栽培したさつまいも主に使用している。

焼き芋専門店 ぼくのさつまいも 年間を通して焼き芋を味わえる専門店

研究しつくされた焼き方で、甘く濃厚な焼き芋を提供

新潟市西区に店を構える焼き芋専門店「ぼくのさつまいも」。焼き芋が恋しくなる季節の冬だけでなく、1年中美味しい焼き芋を楽しめる。さらに、クレープ・ワッフル・アイスなど、自慢の焼き芋をふんだんに使った「焼き芋スイーツ」も提供。「ここの焼き芋はとにかく甘い!」「焼き芋スイーツは子どもも大好き!」と、多くのさつまいも好きで賑わう。焼き芋の美味しさの秘密は、研究しつくされた焼き方にある。こちらの焼き芋は、温めた石の上にさつまいもを置いて焼き上げる石焼き芋だ。代表・長井啓友さんは、「さつまいもは、焼く時の温度によって甘さが変わります。さつまいもの温度を測りながら、一番甘くなる温度帯を狙って焼き上げていくのがベスト。はじめは低温でじっくりと、後半にじわじわと温度を上げていきます」と、教えてくれた。理系出身の長井さんは、焼き芋の細かい温度変化をデータ化して、もっとも美味しくできる焼き芋マニュアルを作成。スタッフはマニュアルに沿って、付きっきりで丁寧に焼き上げている。

耕作放棄地を活用したさつまいも栽培

代表・長井さんは、店で使用するさつまいもの栽培にも取り組んでいる。栽培地は、新潟市西区の海沿いに広がる砂丘地。耕作放棄地となった農地を利用している。長井さんがさつまいもの栽培をはじめたのは、2018年のことだった。IT技術者としての顔を持つ長井さんは、農家向けの管理システム「アグリノート」の開発者でもある。システム開発にあたり、さまざまな農家さんとつながり、農業が抱える問題に目を向けてきたという。「ある時、『新潟市西区の耕作放棄地が増えているから、そこで農業をしてみないか』というお話をいただきました。農家さんと関わる中で、耕作放棄地が増えている現状を知り、どうにかしたいという思いがあったんです。新潟市西区のさつまいもの美味しさを広めて、産地化していきたいですね」と、長井さんは思いを語る。

  • 焼き芋専門店 ぼくのさつまいも
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  • 焼き芋専門店 ぼくのさつまいも
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生産者紹介

代表:長井啓友
代表長井啓友

新潟市秋葉区出身。新潟大学工学部卒業後、IT会社でシステム開発を行う。その後、独立して「ウォーターセル株式会社」を設立し、農家向けの管理システム「アグリノート」を開発。「自分が独立するタイミングで、新潟らしいIT会社をやりたいと思っていたんです。そこで農家さんとつながり、農業の課題を解決できるアプリを開発する流れになりました」と、長井さんは語る。農家さんと関わっていく中で、2018年に新潟市西区の耕作放棄地で農業をはじめる。現在は、自分たちで栽培したさつまいもを提供する「焼き芋専門店 ぼくのさつまいも」の運営も行っている。「もともとは自分が農業に関わるとは思ってもみませんでした。耕作放棄地の課題に向き合いながら、新潟市西区産のさつまいもの美味しさを全国に広めていきたいです」と、長井さんは目標を掲げる。

店舗詳細

店舗名称 焼き芋専門店 ぼくのさつまいも
住所 新潟県新潟市西区五十嵐中島4-23-14