新潟直送計画からのお知らせ

「枝豆・茶豆」の予約受付が始まりました

自然豊かな上越市の山間地にて、油揚げ・厚揚げ・おからなどの大豆加工品を製造。昔ながらの手作りにこだわり、濃厚な旨味と甘みが人気を集めている。

ほくほく豆腐 深夜2時から真心込めて仕込みます

青豆豆腐を看板商品に掲げる豆腐店

ほくほく豆腐は、自然豊かな上越市の山間地にある、地元で有名な豆腐店だ。かわいらしく、ユニークな店名は、同じく平成初期に開通した鉄道路線「ほくほく線」に由来しているという。製造している商品は、豆腐・油揚げ。厚揚げ・おからなど。主に、市内の直売所にて販売しているが、さらに「行商」までしているというから、驚きだ。1日に訪問するお宅は、なんと100軒。それだけ、馴染みのお客さんを多く抱えており、おかげで、当日の製造分は毎回売り切れてしまう人気ぶりである。中でも人気を集めるのが、創業当初からの看板商品「青豆豆腐」。一般的な大豆(黄色いもの)ではなく、青みがかった「青大豆」を原料にするのが特徴で、淡い緑色をした「絹ごし豆腐」だ。味わいは深いコクと甘味があり、つるりとなめらかな食感。その美味しさから、青豆豆腐の冷奴は、地元の夏の風物詩として愛されている。

こだわりは、昔ながらの手作り製法

豆腐といえば、どこのスーパーでも販売している一般的な食品。しかし、その製造にはとても繊細な作業を求められる。ほくほく豆腐代表の星野さん曰く、一番気をつけないといけないのは「温度の変化」だという。その日の気候によって起こる、水温・室温のわずかな変化は、豆腐の型崩れや品質低下を招いてしまう。しかし機械では感じとれないため、ほくほく豆腐では、昔ながらの「手作り」を貫いているのだ。仕込みを開始するのは、なんと深夜2時から。毎朝、一丁一丁の顔を確かめるように、豆腐の状態を観察しながら、じっくり丁寧に作り上げている。ほくほく豆腐の商品の中で、もっとも作るのがむずかしいのは「厚揚げ」だという。室温によって揚げ時間も微調整しなければならず、「まさに職人技!」といった細やかな作業が求められる。こうして出来上がった厚揚げは、硬すぎず、柔らかすぎない、絶妙な食感。ぜひ一度食べてほしい美味しさに仕上がっている。

  • ほくほく豆腐
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生産者紹介

代表:星野禎美
代表星野禎美

上越市出身。美容系の専門学校を卒業し、出張エステティシャンとして全国各地を飛び回る。その後、地元にUターン。JAの直売所の販売員を経て、2005年、ほくほく豆腐の代表を引継ぐ。豆腐作りの経験が全くなかったため、3ヶ月かけて前代表から基礎を学ぶ。現在、地元の直売所へ卸し、行商で1日100軒以上の顧客に販売。星野さんは、「豆腐作りは、湿度と水温の管理がとても難しい。安定して作れるよう頑張りたい」と意気込んでいる。

店舗詳細

店舗名称 ほくほく豆腐
住所 新潟県上越市浦川原区横川688‐1