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地元から200年以上信頼され続ける、「食の安全・安心」をモットーとする米作り職人!

石倉農園 江戸時代から地元農業の先駆者であり続ける石倉農園

江戸時代後期から200年続く農家「石倉農園」

新潟県の中央に位置する燕市で農業を営む石倉農園。工業製品などで知られるように世界でも有名な「ものづくりの町」であるが、実は燕市の面積の大半は田畑が占めており、美しい田園風景が広がっている。

江戸時代の後期から200年以上もの長きにわたり、地域の農業を支えてきた石倉農園。現在は農園の8代目にあたる石倉長作さんがその伝統を引き継いでいる。石倉さんは10歳にして父親を亡くし、母親や親戚と共に米作りを行い、技術を身に付けた。米作りを始めた少年時代から現在に至るまで、真摯に農業と向き合ってきた。その努力の甲斐もあり、石倉さんお米は県内の多収穫コンテストやコシヒカリ良品質良食味米コンテストでも数々の受賞を果たしている。75歳を超えた今でも現役で現場に立ち続けるその姿は、まさに職人。「ものづくりの町」を代表する生産者の一人と言える。

「安心・安全」を目指した米作り

通常、農薬と化学肥料を規定の50%以下の使用量に抑えたお米に与えられる特別栽培米認証であるが、その特別栽培米の中でも「無々(むむ)栽培」と呼ばれるものがあるのをご存知だろうか。この無々というお米はまさに読んで字のごとく、農薬と化学肥料を使わずに作ったお米のことである。
石倉さんは数年前から9代目にあたる息子さんと共にこの無々米作りを行っている。以前は多収穫をメインとした栽培を行ってきたが、8代目の孫娘さんがアレルギーを持って生まれてきたことがきっかけで農薬と化学肥料を一切使用しないこの無々栽培に取り組むようになった。
さらに石倉農園では、使わないと栽培すら難しいと言われている「畜産堆肥」も使わず米作りを行うという徹底したこだわりを持ち、その安全の信頼と高い食味が評判を呼び、今では市内の高級老舗料亭などからも賞賛され愛用されるようになった。

地域に根ざした農業を!

石倉農園では積極的に地域の農業体験を企画している。9代目は、未来の農業を担う子供たちに、この体験を通じて農業の楽しさや食への感謝、仕事のやりがいなどを伝えてたいと話す。石倉農園では農薬を使わない田んぼ作りを行っているため、小さな子供も気軽に田んぼに入ることが出来るのだ。
また、子供に限らず、地域の大人たちも含めた稲植や収穫、天日干しなどの農業参加を促し、地元住民にも食の安心・安全を考えて貰う企画を行っている。農園は、これからも父子で力を合わせ、多くの方の健康を守れる地域密着型の農業を目指していく。

  • 燕市の豊穣な土地から生まれる安心・安全のお米 燕市の豊穣な土地から生まれる安心・安全のお米
  • 地域の子ども達との農業体験を通じて米作りの楽しさを伝えている 地域の子ども達との農業体験を通じて米作りの楽しさを伝えている
  • 初めての農機具に、子ども達もワクワク 初めての農機具に、子ども達もワクワク
  • 大人と子どもが一緒になって田んぼを作る 大人と子どもが一緒になって田んぼを作る
  • 収穫したお米の前で記念撮影 収穫したお米の前で記念撮影
  • 大粒の1.9mm以上のみを使用した厳選米 大粒の1.9mm以上のみを使用した厳選米

生産者紹介

8代目:石倉長作
8代目石倉長作

1942年生まれの石倉長作さんは、約200年以上続く農家の8代目。10歳の頃から農業に触れてきた生粋の米作り職人。現在では、農業歴65年の大ベテラン。燕市の農業の発展を先導してきた先駆者の一人でもある。8代目の孫娘さんがアレルギーであることが切っ掛けで、農薬を使わずして健康的な稲を育て、県認定の特別栽培米に指定された。中でも「無々(むむ)」栽培と呼ばれる農薬と化学肥料を使わずにお米を作っている。また一般的に使わないと育成が難しいとされる畜産堆肥を使用しない徹底した「食の安心・安全」へのこだわりを持つ。その安全性の信頼と高い食味から市内の高級老舗料亭などから愛用される。今後は、地域の子ども達へ農業体験を通して農業の楽しさを伝える地域密着型農業を進めていくと共に、お客様や地域の方の健康を守れる米作りを続けていく。

店舗詳細

店舗名称 石倉農園
住所 新潟県燕市吉田大保町7番25号