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2021年に設立された「株式会社のうランド」。組織として地域農業を守る仕組みを整える他、農業体験などを通して、食の大切さや農業の魅力を発信する。

株式会社のうランド 縦横のつながりを大切に「世代を超えて」農業に取り組む

「力をひとつに!」地域農業を守る組織作り

十日町市に拠点を構える「株式会社のうランド」は、地域農業を守り、農業の魅力を後世に伝えるため、2021年に設立された法人だ。日本有数の米どころ、魚沼地域の中央に位置する十日町市は、信濃川流域にあり、ミネラル豊富な水と肥沃な大地、盆地特有の日照条件など、米作りにおける自然条件に恵まれた地域。この豊かな大地に、先人たちが田畑を作り上げ、今日の「魚沼ブランド」を築き上げてきた。現在米作りに携わる人の平均年齢は、67.8歳。「この先も地域農業を守りたい。人の命の源である食を絶やさないためにも、農業の魅力や素晴らしさを伝えられる場所を作りたい。」そんな強い意思を持った若手農家の仲間たちが団結し、「のうランド」を立ち上げた。現在は、およそ18ヘクタールの田んぼでコシヒカリやこがねもちの生産・加工を手掛けている。「農業を通してみんなが笑顔になれる」そんな組織を目指している。

農に触れ体感!目指すは「農業のテーマパーク」

農業と言えば米作りと連想する人も多いが、農業はひとつではない。野菜や花を作るのも農業、家畜を育てるのも農業だ。「のうランド」の名前は、そんな農業の敷居を越え、皆が集って協力できる場所であることを願って付けられた。家族で農業に触れる機会が減った近年、農業の魅力を、直接目にして体験する機会が不足している。「何事も楽しさが見いだせなければ、続けることは難しい。農業においても後継者を育てるためには、農業の楽しさを伝えることが最も重要だ」と「のうランド」は考える。今後は、田植えや稲刈りはもちろん、力仕事などの辛い部分も含め、ありのままの農業に触れ体験してもらうことで、その魅力や楽しさを発信していく。将来的には、子供から大人まで、家族全員で農業を体験できるような「農業のテーマパーク」を作り上げるのが夢。こうした取り組みを通して、農業の担い手育成や新たな雇用の創出、ひいては地域活性化にも貢献したいと意気込みを見せる。

  • 株式会社のうランド
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生産者紹介

代表:宮澤健太郎
代表宮澤健太郎

十日町出身。代々続く米農家、宮澤家の長男として生まれる。中学3年の夏休みに実家のトマト作りを手伝う中で、家族や親戚が生き生きと取り組む姿に心打たれ、農業の道に進むことを決意。その後、農業大学へ進学。卒業後に新鮮な視点で自分を見つめ直すため、2年間のアメリカ研修に参加。語学の他、野菜や花作りについて地元農家に住み込みながら知識と経験を習得。帰国後は、アメリカ研修で学んだことを取り入れながら米作りに励む。2021年には地元の若手農業家とタッグを組み、「株式会社のうランド」を設立。同法人の代表として、「地域の方たちと協力して地域農業を守り、農業の楽しさを伝えていくことで、地域活性化の力になりたい」と意気込みを語る。

店舗詳細

店舗名称 株式会社のうランド
住所 新潟県十日町市新宮甲1271-2