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半世紀以上続く老舗洋菓子店。三条市・燕市・加茂市に店舗を持ち、多くのお客さんで賑わう。名物の「凧サブレー」は、店舗のある三条市を代表する土産品でもある。

ヤマトヤ 県外からも多くのお客さんが訪れる

「町の洋食屋さん」としてはじまった老舗

ヤマトヤは、三条市にある老舗洋菓子店。看板商品の「凧サブレー」が、三条市を代表する商品として認知されているほど、地域から愛されている店舗だ。創業したのは、1919年(大正8年)のこと。なんと、もともとは「精肉販売」と「料理業」を営んでいたという。昭和に入ると店舗を移転・改装・拡張し、事業は順調に成長していた。しかし、終戦間際には、営業停止や店舗解体(一部)するなど、大きな難局を迎えることとなった。懸命な努力によって、危機を乗り越えたヤマトヤは、近代経営に舵を切り、さらに大きく成長していくこととなる。1960年には、ついに「洋菓子販売業」と「喫茶店業」を開始。事業を「洋菓子一本」に絞り、トントン拍子で店舗拡張や新規出店を行っていった。その後も、メディア掲載や知事賞受賞など、地域から高い評価を受け、長く愛される洋菓子店として、現在まで続いている。

三条市の名物土産「凧サブレー」

ヤマトヤの看板商品は、「凧サブレー」だ。小麦のみで作る一般的なサブレーと異なり、アーモンドを入れることでコクを出している。「日持ちするお菓子がほしい」というお客さんの声から生まれたお菓子で、当時は型抜きからすべて手作業で作っていた。名前の通り、六角凧のようなデザインの凧サブレーは、毎年6月に三条市で開催される「凧合戦」をモチーフにしている。この祭りは、地元住民が赤組と白組に分かれ、六角凧を空中で戦わせる催し。自分の凧糸を相手のタコ糸に絡ませ、糸を切ったり凧を落とすことで勝敗をつける。「凧サブレー」は、地域を代表する祭りをモチーフにしたお菓子なだけあって、三条市を代表するお土産として知られるように。県央地域でしか売られておらず、県外のお客さんから「どこで手に入るのか?」と、直接問い合わせがくるほどの名物となった。

  • ヤマトヤ
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生産者紹介

企画開発マネージャー:駒形剛士
企画開発マネージャー駒形剛士

見附市出身。高校を卒業してすぐにヤマトヤに入社。当時はヤマトヤのことも、凧サブレーが大人気であることも知らず、ケーキを買っていくたくさんのお客さんの姿に驚いたという。商品開発に専念するようになってからは、なんと100種類を越えるお菓子を開発。仕事をしていて一番嬉しいのは、自分の開発したお菓子を、お客さんがリピートしてくれたときだという。「三条にしかないお菓子を作りたい」と、商品の開発と改良に取り組んでいる。

店舗詳細

店舗名称 ヤマトヤ
住所 新潟県三条市南町23-21
営業時間 9:00~18:00