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酒造りに欠かせない米・水・低温が揃う土地で180年酒を作り続ける白龍酒造。辛口淡麗な新潟清酒は、厳選された素材と技が生み出すまさに芸術品。

白龍酒造 雪に囲まれた蔵の中で丹精込めて仕込まれる酒

江戸時代より技と伝統を継承する酒蔵

阿賀野市に蔵を構える白龍酒造は、創業1893年(天保10年)以来、180年の歴史を誇る酒蔵だ。地主から酒造業者に転身した経緯の多い越後だが、白龍酒造においては、廻船問屋から分家し創業した酒造と、この土地には珍しい歴史を持つ。当時北前船でにぎわう湊町・新潟で北海道と交易をしていた中、新潟の主要物産である酒が北海道で需要があることをきっかけに酒造りを初めたのが始まり。船に関わる家業の末裔として酒造名「白龍」にはこの地での繁栄の意味を込めて、海の神にちなんだ「龍」の文字が使われている。以来、越後杜氏の技と伝統を継承しながら、丹精込めて淡麗辛口の新潟清酒を作り続ける。そこで造られる酒は、国際的にも価値を認められ、1994年より26年連続してモンドセレクションにも輝いている。まさに日本が世界に誇る日本酒であることは間違いない。

土地の利と磨かれた技が美酒を造る

白龍酒造がある新潟県阿賀野市は、飯豊連峰を望み阿賀水系に連なる福島潟の水郷地帯に位置している。その豊かな水が秋には越後平野を黄金色に変え、酒作りに最適な酒米を育てあげる。新潟県産米を100%使い贅沢に磨き上げ、雪深い土地の利を活かし蔵の中で丹精込めて仕込むことで、越後杜氏伝統の酒が造られる。土地の利と磨かれた技が「白龍の酒造り」として脈々と受け継がれる中、近年においては新「新潟県阿賀野市JA北蒲みなみ」の契約農家と連携した良質な酒米造りにも力を入れている。研究に研究を重ね収穫された、米の旨味が強い酒造好適米「五百万石」だけを使用し造られた「契約栽培米純米吟醸白龍」は、軽やかな口当たりにまろやかな甘味が特徴で人気を集めている。

  • 白龍酒造
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生産者紹介

製造部長:白井伸児
製造部長白井伸児

阿賀野市出身。平成11年から白龍酒造で酒を作り続ける。現在では製品部長として、蔵人の指揮を取る言わば白龍酒造の酒の味を決めるキーマンだ。他県の酒造会社で一から酒造りを学び修行をし、現在の立場を任されている。昔から越後杜氏は、勉強熱心だと言われているがまさにその魂を引き継いだかのように、日々研究と修行に取り組む白井さん。モットーである「人と語る。酒と語る」を実行し、伝統を守り引き継ぎながら、新たな挑戦も続けている。「皆様に愛される、飲み飽きしない美酒」を造り続けることが、今後の目標だと語る。

店舗詳細

店舗名称 白龍酒造
住所 新潟県阿賀野市岡山町3-7
営業時間 8:30~17:00
定休日 土・日・祝