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北日本の郷土料理を研究・製造する会社。中でも、主力商品の「のっぺい汁」は、厳選の国産具材・つゆにこだわった一品で、なつかしの味が新潟県民の心を掴んで離さない。

有限会社アド・グッズ 具材たっぷりの「のっぺい汁」を手作り

北海道や東北地方の郷土料理を研究・製造

新潟市北区のアド・グッズは、北日本の郷土料理を専門に製造する会社だ。「伝統食を未来に残したい」という熱い想いから、全国に赴き、各地の食文化や料理を研究。手軽に食べやすい「レトルト食品」として販売している。売れ筋は、北海道の「重ね巻(鮭を何層にも重ねた昆布巻き)」と、山形県の「玉こんにゃく」「芋煮」だ。また、三陸海岸の良質な昆布を塩締めにした「生こんぶ」は、鮮やかな緑と肉厚でやわらかい食感が特徴。どれも、その土地に伝わる家庭の味を忠実に再現している。全国各地にファンが多く、故郷を離れて暮らしている人からは、「他県に居ながら、地元の味を楽しめるのは嬉しい」と喜びの声が届いている。

「のっぺい汁」が新潟県民の心を打つ

社長の加藤さんは、新潟県出身だけあって、同県の郷土料理にも力を入れている。たとえば、「棒だらの煮物」。乾燥させたタラを、骨までやわらかく煮込んだ食品で、ハレの日のご馳走として、江戸時代から食べられている伝統食だ。味が染みていて美味しいと評判で、ある時には、関東在住の女性から、「新潟の実家のおふくろの味を思い出し、嬉しかった」という電話が直接掛かってきたこともあったという。このことに感動した加藤さんは、「新潟県の郷土料理をもっと全国へ広めよう」と決意。新たに、「のっぺい汁」を商品化した。お正月になると、食卓へ並ぶ定番料理である。原料には、厳選した国産食材を使用。さらに、出来立ての「風味」と「食感」を閉じ込めるために、それまで主流だった添加物の使用と冷凍での出荷を避け、無添加かつレトルトにこだわった。完成した「のっぺい汁」は、常温で長期保存ができ、いつでも手軽に「おふくろの味」を楽しめることから、全国各地の新潟出身者に支持される商品となっている。

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生産者紹介

社長:加藤良克
社長加藤良克

五泉市出身。新潟市の食品製造会社にて、約30年間、営業マンとして勤務。全国各地を飛び回っていた。そんな中、その土地にしかない、隠れた特産品に興味を持ったことをきっかけに、独立。2003年にアド・グッズを設立する。主に、北海道・東北地方・新潟県の郷土料理を、レトルト食品にして全国で販売している。主力商品の「のっぺい汁」は、国産の具材と、特別な調味料を使用した「つゆ」にこだわった商品で、他県に移住した新潟県民からは、「懐かしい」「おふくろの味を思い出す」と大好評だ。

店舗詳細

店舗名称 有限会社アド・グッズ
住所 新潟県新潟市北区早通北4-4-16