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創業の1939年から設立80周年を迎えた「お菓子のきくや」。引き菓子店として人気を集めるほか、洋菓子店「モンレーヴ」は明るくカジュアルな祝い事に利用される。

Kikuya お菓子のきくや 新潟市北区にある本社。周辺には第一・第二工場を構えている

地域の引き菓子店として信頼される「きくや」

新潟市北区にある「お菓子のきくや」は、2019年に創業80周年を迎える歴史ある菓子店だ。地域では主に慶弔菓子の店として知られるほか、近年は土産品・ギフト用菓子の製造元としても人気を集めている。1939年の設立当初は、まんじゅうやどらやき、生菓子といった、当時の定番菓子を製造する店であった。慶弔菓子を作るようになったきっかけは、1955年に有名な冠婚葬祭の運営会社から、引き菓子を作ってほしいと依頼を受けたことだった。このときに作った新商品から、きくやの定番として知られる「栗入りのどらやき」が生まれた。きくやの商品はとても美味しく、新潟市中央区に構えていた当時の工場へ、菓子を購入したいという人が直接訪れることもしばしばあったという。そこで、同じく中央区万代町に店舗を構え、ギフト用に購入できる場所として人気を集めた。

ウェディング・アニバーサリーの洋菓子店「モンレーヴ」

きくやは、冠婚葬祭のときに利用する菓子店というイメージが、地域に強く定着している。和菓子の印象が特に大きいため、カジュアルな結婚式や簡単な贈り物といった、近年の需要と合わなくなってきた。2010年にブランドを一新するべく立ち上げたのが、新潟伊勢丹にある洋菓子店「モンレーヴ」だ。同店を通じて販売される商品は、素材に加えてビジュアルにもこだわり、祝い事やアニバーサリーのギフトとして人気を集めている。 さらに近年は、「越乃ショコラ」という吉乃川の酒粕を使ったガトーショコラがとても人気で、年200万個も生産している。この商品は、新潟県内の全駅のほか、伊勢丹にあるモンレーヴでも販売されている。現在は、蒸しどらやきの「新潟小町」という商品を開発。蒸し菓子という新しいジャンルにも、積極的に挑戦している。

  • Kikuya お菓子のきくや
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生産者紹介

取締役工場長:西脇 巧
取締役工場長西脇 巧

北区出身。高校卒業後に菓子作りの道へ進み、2002年にきくやへ入社した。当初は、バウムクーヘンやカステラ、ウエディングケーキなどの生地の仕込みや焼成に携わった。後に、社長・前社長から一任され、工場長に就任する。現在は、工場の管理や新商品開発に加え、自ら製造に関わっている。菓子を作ることや、製造の改善案を考えることが好きで、日々改良を加えている。菓子製造は奥深く、いまも勉強中だと言う西脇さん。現在は、きくやの種類豊富な商品をすべてを自分で作ってみたい、と考えている。「自ら製造することで改善策を発見できれば、より良い商品をお客様に提供できる」と明るく語る。

店舗詳細

店舗名称 Kikuya お菓子のきくや
住所 新潟県新潟市北区新崎699-11