さつまいも農カフェきらら
新潟県小千谷市 店舗カテゴリ:飲食店小千谷市で「農家が作る野菜を美味しく食べてもらえる店」として立ち上げられた農カフェ。さつまいも尽くしのランチやスイーツが人気を集める。
さつまいもに人生を捧げた!?女性経営者
「さつまいも農カフェきらら」を語る上で決して欠かせないのが、代表新谷さんの「さつまいも愛」だ。新谷さんがさつまいも愛に目覚めたのは15歳の頃。焼き芋屋さんとの会話がきっかけだった。「いもの中で、なぜさつまいもだけ甘くなるのか知ってる?」「さつまいもには心があって、人間のために甘くなろうとがんばってくれるんだよ」と。それ以来、さつまいものことが愛おしくてたまらなくなってしまった新谷さんは、農業大学へ進学。卒業後は、結婚を機に東京から新潟へ転居し農業法人に就職。2015年には「農プロデュースリッツ」を自ら起業し、県内で初めて6次産業化プロデューサープロレベル4を取得。農産物のプロデュースを手掛け、農家を総合的にサポートする他、農産物を加工販売、美味しく食べてもらう拠点として「さつまいも農カフェきらら」をオープンした。
さつまいも愛が高じて幻の品種の名付け親に
実は、数あるさつまいもの中に、新谷さんが名付けた品種がある。その名も「紅うらら」。鮮やかなオレンジ色が特徴で甘さ控えめ、調理後の姿はにんじんそっくりで、シチューやきんぴらにも良く合うそうだ。名付け親となったきっかけは、なんと発送間違い。鹿児島県の農家へ別品種の種を注文したところ、指定したものとは異なる「オレンジ色のさつまいもの苗」が送られてきたという。育ててみるとお腹を痛めて生んだ我が子のように愛おしい感情が湧き、「紅うらら」と名付けて売り出すことに決めた。現在この品種を栽培しているのは国内でも3人程しかいないといい、「幻のさつまいも」と言っても過言ではない。
生産者紹介
代表新谷梨恵子
東京都出身。15歳の時、焼き芋屋さんから言われた「さつまいもには心があって、人間のために甘くなろうとがんばってくれるんだよ」の一言で「さつまいも愛」に目覚める。以後、さつまいもを極めるために農業大学へと進学し研究に没頭。卒業後は、結婚を機に新潟に転居。農業法人に就職してさつまいもの生産や、「さつまいもプリン」、「すいーとぽてと」などの開発を担当。退職後の2015年に「(株)農プロデュースリッツ」を立ち上げ、農家を総合的にサポートする傍ら、その拠点として「さつまいも農カフェきらら」をオープンした。さらに、2019年にはTBS系列で放送中の「マツコの知らない世界」にさつまいもマニアとして登場するなどして注目を集めた。
店舗詳細
店舗名称 | さつまいも農カフェきらら |
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住所 | 新潟県小千谷市桜町2495-1 |