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2024年度大型連休期間の営業スケジュールについて

錆びにくく熱に強いステンレスを、厨房用品やペット用品など日常生活を取り巻くあらゆる製品に加工。豊富なノウハウで顧客のニーズに応える。

本間器物製作所 伝統の技術を守りつつ新たな分野に挑戦

ステンレス加工の新たな価値を追求

1976年創業の本間器物製作所。厨房用品のボウルや犬や猫などペット用のステンレス食器の製造を得意とし製造販売を行ってきた。近年は他にないものを生み出したいとの思いで商品開発にも意欲的に取り組み、2018年12月に誕生したのがステンレス二重構造の「平盃」。手に取った時の持ちやすさや口当たり、デザインなど全てを代表の本間さんが手掛けたこだわりの品は、シンプルで洗練されたデザインが評価され、「ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール2019」にて県知事賞を受賞した。

「横のつながり」を大切にする燕のものづくり

全国的にも、ものづくりの町として有名な燕市。取材を何度重ねても毎回驚かされるのは、会社同士の「横のつながり」がとても強いことだ。一つ一つの会社が、それぞれ卓越した技術を持っているが、全ての工程を自社だけでは賄えないという場合も多い。この時、力を発揮するのが「横のつながり」で、加工の一部をその道のプロがいる別の会社に依頼することも少なくない。本間器物製作所の「平盃」も、デザインとプレスは自社で行い、ステンレスの研磨は知人が代表を務める別の会社が担う。こうして技術を結集させることで最高品質の製品が生まれた。

  • 本間器物製作所
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生産者紹介

代表:本間裕和
代表本間裕和

燕市で本間器物製作所の2代目として生まれる。地元の高校を卒業後、福井県の大学に進学し経営学を学ぶ。卒業後は福井県に残り造園業に携わるも、父親からの誘いで家業を継ぐことに。その頃、同じ燕で会社を経営する仲間も多かったため、一緒に燕のものづくりを盛り上げていこうと決心する。「燕の技術を結集させれば絶対に良いものができる」との確信のもと、若手を中心に横のつながりも大切にしたものづくりを展開。今後は、「これまで無かった新しい分野に挑戦し、他にないアイテムを増やしていきたい」と意気込む。

店舗詳細

店舗名称 本間器物製作所
住所 新潟県燕市小関1313