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新耕農産

「新耕農産」からのお便り

店舗カテゴリ : 農家・農業法人

令和5年産米 完売御礼

こんにちは。新耕農産の板垣です。

令和5年産のお米を栽培していた昨年を思い出すと、このように皆様にお手に取って頂け完売できることが想像できませんでした。もちろん、少々見栄えが悪くても、味には自信はあります。だけど、人って「見た目」が大事ですよね。食物も同じ。同じお米を選ぶなら、白いお米より透明なきれいなお米を選んじゃうと思います。

なので、今回、私どものお米が「完売」できたこと本当にありがたく思っています。

 

昨年のちょうど今頃(七夕以降)、雨がまったくといって降らない

気候でした。加えて非常に高温が連日のように続き、夜も涼しくなることなく秋に突入しました。

私達人間が生きていくために「水」が欠かせないのと同じでお米も「水」は欠かせません。暑くても、用水から入れる「水」が豊富で、適度に「天からの恵みの雨(水)」が田や稲を冷やすことによって稲は元気に美しい姿で穂を付けてくれます。

それが、昨年は、ほぼ干ばつ&異常なまでの高温。

もうご存じの通り、新潟県では一等米のコシヒカリはほぼほぼ無い状態。それどころか収穫すらできなかった圃場もあります。私たちのお米も、例年オール一等のお米ばかりだっ

たのに、昨年は二等ばかり…。お米の粒も例年より白っぽい…。

今年の販売は苦戦する。売れ残るのでは?と不安ばかりの発売でした。それでも、「美味しい」と言っていただいたり、「色は少し白いけど全然大丈夫」と言っていただけたり。「暑かったから、今年の米作りは大変だったでしょ」と労いの言葉をかけていただいたり。

本当にありがたいかぎりです。

令和5年産米は完売となりました。これから、新米の予約受付も始まります。

令和6年産のお米は、今のところ雨が降りすぎてる?なんて気もしますが、稲姿は元気そのもので安心しております。穂が出て花が咲き実のりの時期となるまで気を抜けませんが、それでも秋の収穫の時を今からワクワクした気持ちで待っています。

ぜひ、これからも新耕農産のお米をよろしくお願いいたします。