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胎内市で、砂丘地の特性を活かし、花卉類の球根・切り花や、根菜類の栽培を行う農家。代々培ってきた球根栽培の技術を応用し、にんにく作りにもチャレンジしている。

ODAホワイトフラワー 砂丘地でチューリップの球根やにんにくの栽培を行う

祖父から3代にわたり、チューリップの球根を栽培する農家

ODAホワイトフラワーは、胎内市にある専業の園芸農家。チューリップなどの切り花・球根を中心に、にんにく、たまねぎ、にんじんを栽培している。同農園のある胎内市の海岸部は、広大な砂丘地帯が広がり、その特性を活かし、花卉類の球根や根菜類の栽培が昔から盛んである。特に、チューリップは、市の花に指定されるほど生産が盛んで、切り花・球根ともに、県内有数の産地として知られている。ODAホワイトフラワーでは、現代表・小田さんの祖父の代からチューリップの球根栽培を行ってきた。1990年代に、小田さんが就農した後は、切り花の生産も開始した。「砂丘地のため、土作りや施肥は手間がかかるが、きれいな形の球根ができやすい」と、小田さん。切り花は、主に冬場のハウスでの栽培をしており、農薬をほとんど使わない栽培を心掛けている。小田さんの手掛ける球根や切り花は、市場を通して全国へ出荷されている。また、同じ地域の若手農家とともに立ち上げた販売グループ「moois(モーイス)」を通じ、新鮮な球根や切り花を個人のお客さんへ販売している。

球根栽培のノウハウを活用した、にんにく作り

ODAホワイトフラワーは、野菜類の栽培にも力を入れている。その一つが「にんにく」だ。2011年の東日本大震災を契機に、「食べ物の栽培にも力を入れていきたい」と、小田さんが考えたことから、野菜作りを開始。砂丘地で育てやすい、様々な根菜類を試した中で、球根栽培のノウハウを活かせる、にんにくの生産に着手。独学で、試行錯誤しながらも、年々栽培面積を増やしてきたという。砂丘地で栽培したにんにくは、形の良さが定評を呼ぶ。「今でも、美味しいにんにくを作るために、日々勉強中です」と、小田さん。にんにくの生産量が増えてからは、黒にんにくの加工にも挑戦している。生のにんにく、黒にんにくともに、地元のスーパーや直売所で販売。お客さんから「翌日もあまりにおいが残らない」と、好評だ。

  • ODAホワイトフラワー
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生産者紹介

代表:小田 大
代表小田 大

胎内市出身。チューリップの球根農家に生まれる。子どものころから家業を継ごうと思っていた。高校卒業後、すぐに就農。当時は、父に球根栽培を教えてもらいながら、自らがやりたかった、切り花の栽培にも挑戦したという。その後は、にんにくなどの栽培に挑戦し、一球根農家から複合の園芸農家へ規模を拡大させてきた。現在は、母と奥さん、従業員2名で日々、農作業を行っている。多角的に様々な農産物を作る中でも、代々受け継いできた球根作りが一番の柱だという。「球根の栽培技術は、一度途絶えると再現が難しい。そのため、後進の育成にも励みたい」と、小田さん。様々な農産物の販売を通じ、胎内市の魅力を発信していきたいと、地域への想いを語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 ODAホワイトフラワー
住所 新潟県胎内市竹島74