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地元である見附市小栗山地区を愛する集落営農「ファーム小栗山」。土地を熟知した農業のプロが作る米や野菜は抜群の美味しさ!特に安全にも配慮した特別栽培米コシヒカリ「獅子米」が大人気!

ファーム小栗山 源氏ホタルが見られる町。綺麗な水で作る特別栽培米コシヒカリ「獅子米」!

地域に根差した環境作りを目指す

農事組合法人ファーム小栗山があるのは新潟県の中央に位置する見附市。信濃川水系の刈谷田川を有し、山からは豊かな湧き水が流れ出る。夏には源氏ホタルの観賞スポットになるほどの良質な水に恵まれているこの土地でファーム小栗山が活動を開始したのは平成19年。長年地元で農業を営んできた25件の農家が集まり、この小栗山という地域の農業をさらに発展させるために手を組んだ。主力品目は米とアスパラガス。また、食材だけでなくアスパラガスを練り込んだ「あすぱらうどん」や古代米のドライフラワーなどの販売も手掛けている。代表を務める三沢孝喜さんが大切にしていることは、地域に根差した農業。「農業は土地がないと出来ないので地域と共に歩みたい」と話すその信条は、生産している特別栽培米コシヒカリ「獅子米(ししまい)」にも表れている。「獅子米」は毎年地元で行われる「小栗山不動院」のお祭で披露される伝統芸能「獅子舞」にちなんでつけられた。まさに「地域と共に」という強い志を感じる商品だ。
ファーム小栗山の最大の魅力は、「集落営農」であること。その地域を熟知した農家が結束するからこそ地元の美しい自然を守り、土地に適した農業技術を受け継ぐことができる。幅広い年齢層が集まる集落営農ならではの悩みはあるが、三沢さんは固定観念を持たず、良いと思ったらやる!と笑顔で話す。現在は、農業に興味を持つ若者を積極的に受け入れ、新規就農者の育成にも尽力している他、一般の消費者を迎え入れ、野菜の植え付けや田植え、稲刈りなどの農業体験も開催し、小栗山という地域の農業を盛り上げている。

ミネラルたっぷり!減農薬・特別栽培米

ファーム小栗山が生産する特別栽培米コシヒカリ「獅子米」は土作りからこだわっている。土壌分析に基づき、天然由来の「ぼかし昆布」を土に加えることで、不足しがちな栄養を補う。さらに魚エキスが入った肥料を使用することで甘みをより引き出している。また、生育の良い種籾を選別してから発芽させることでより質の高い苗を作っている。これらの努力が詰まった「獅子米」は粒が大きくよく噛むことで甘みが増し、子供にも大人気。「特に地元の子供たちに食べて欲しいな」と笑顔で語る三沢さんは、より安心して食べてもらえるように米袋のパッケージ裏に農薬散布の回数や化学肥料の量を記載している。通常使われている量の半分以下に抑えている特別栽培米だからこそ自信をもっておすすめできるのだ。小栗山という地域とともに歩む「ファーム小栗山」の活動はまだこれからも発展し続ける。新潟県の農業を活気づけるのはこういった集落営農組織なのかもしれない。

  • 代表三沢孝喜さん 代表三沢孝喜さん
  • 源氏ホタルが見られる町 源氏ホタルが見られる町
  • 土作りにもこだわる 土作りにもこだわる
  • 綺麗な水をいっぱい含んだ甘いコシヒカリ 綺麗な水をいっぱい含んだ甘いコシヒカリ
  • 種子選別を行うことで健康な大きな稲に 種子選別を行うことで健康な大きな稲に
  • こだわりの米袋 こだわりの米袋
  • 甘みのある一粒 甘みのある一粒

生産者紹介

三沢孝喜さん
三沢孝喜さん

新潟県見附市生まれ、18歳で日用雑貨品メーカーの営業として勤務した後、宝飾品を取り扱う企業に転職。後継者がいないとのことで45歳の時に「農事組合法人ファーム小栗山」の代表に就任。農業の経験は全く無かったが前職でのキャリアを活かしながら、ビジネスとして成り立つ農業を目指している。また、県外の研修会や展示会に参加することで、農業の知識を身につけたり、新しい情報を取り入れたりとフットワークが軽い。信条は「否定から入らない」こと。なんでもチャレンジすることが大切だという。固定観念がなく自由な発想で新しい手法を積極的に取り入れている。その姿は若者の心をとらえ農業大学校からの研修希望者も多い。
「ファーム小栗山は小さな農家が集まった集落営農だということが強み。昔からこの土地を知る自分たちにしか出来ない農業がある」と力強く話してくれた三沢さん。地域との関係を密にすることで、自然に恵まれた小栗山という場所を農業のプロフェショナルとして守りながら、日々発展に貢献している。

店舗詳細

店舗名称 ファーム小栗山
住所 新潟県見附市小栗山町2748番地10