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亜倶璃さんじょうは、ニーズに合わせた多種多様な計9品種もの稲を栽培する農事組合法人。ミネラルをたっぷり含んだ健康的な土から、食味のよい米を作り上げる。

亜倶璃さんじょう 土作りから丁寧に。「真面目にお米、作ってます。」

需要に合わせた多彩な米品種を栽培する亜倶璃さんじょう

亜倶璃さんじょうは新潟県のほぼ中央にある三条市にて、米を専門に栽培する農事組合法人。栽培する品種は計9品種で、「コシヒカリBL」「こしいぶき」「新之助」といった定番の品種から、こだわりの農家のみが栽培し続けている「従来品種コシヒカリ」や、「ゆきん子舞」「あきあかね」「あきだわら」「にじのきらめき」といった新品種に加え、酒米の「五百万石」という非常に多彩なラインナップだ。多くの品種を栽培する理由は、亜倶璃さんじょうを創業した野﨑さんと新飯田さんの想いにあった。2007年当時、各米農家の経営状況は厳しかった。近く代替わりを考えていた創業者両名は、農地集積による効率化を図り、次世代に農地を受け継いでもらうべく、農事組合法人の亜倶璃さんじょうを設立。さらに、味わいの需要に合わせた多品種栽培へ取り組んだ。現在は、各品種に固定のファンがついており、新米時期になると多くの人が好みの米を買い求めている。

化石サンゴと山の水が水田の地力を高める

亜倶璃さんじょうは、自然の恵みを生かした「土作り」にこだわった農業に取り組んでいる。ぼかし肥料に加えて土壌改良に使用しているのが、なんと「化石サンゴ」だ。実に74種類もの豊富なミネラルが含まれており、土壌内に住む良質な微生物の活性化や、稲の健全な生育に一役買ってくれる。また、地域を流れる用水の質も良い。清流「五十嵐川」の上流域からの水は、澄み切っていながら山のミネラルを多く含んでいる。海と山の両方に由来するミネラルをたっぷり取り組んだ土壌は、土自体の持つ「地力」が強くなり、栽培する米の品質が年々良くなってくのだ。

  • 亜倶璃さんじょう
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生産者紹介

野﨑太郎
野﨑太郎

三条市出身。高校卒業後、新潟市西蒲区にある農業大学校にて稲作を学ぶ。その後、上越市の大規模農家にて稲作・オリエンタルユリの複合栽培について研修を積む。21歳で実家に戻って就農した後は、稲と同時にユリの栽培も手掛けていた。しかし、地域に住む農家が高齢化するに伴い、管理委託される水田が増えたことで、米作りに専念することを決断。「真面目に農業へ取り組む」をモットーに、多種多様な米を生産している。「好みが多様化する時代で、米の嗜好も人それぞれ」と語る野﨑さん。栽培することに加え、購入者の好みにあった品種を提案する次世代の米農家だ。

店舗詳細

店舗名称 亜倶璃さんじょう
住所 新潟県三条市林町2-10-5