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村上市高根地区にある農家民宿。棚田で育てた旨味たっぷりの岩船産コシヒカリと新鮮な野菜で作った料理を堪能できる宿だ。地域特産の山ぶどうを使った商品にも注目!

農家民宿ざいごもん 自宅の一部を改装したアットホームな民宿

高根川の清らかな水で育てた棚田米

緑豊かな村上市高根地区において、米や野菜、山ぶどうを栽培する一方、民宿業も営んでいる「ざいごもん」。「自分で栽培したお米を直接食べてもらいたい」という想いから、代表の板垣さんが自宅を改装して始めた農家民宿である。同氏が手掛けるお米「タカネノ山棚田米」は、新潟県でも1、2を争うほどの人気ブランド「岩船産コシヒカリ」を、高根地区の「棚田」で育てたこだわりの逸品だ。棚田とは、山の斜面に沿って階段状に区画・整備された田んぼを指す。日光の恩恵を受けやすい他、山の土壌が蓄えた栄養分を吸い上げやすく、お米が美味しく育ちやすい環境だ。中でも、お米の生育を大きく左右する「水」は、山の清らかな湧き水や雪解け水が流れ込む「高根川」から直接引いている。綺麗な水で栽培したお米は、雑味がなくお米本来の甘み・旨味をはっきりと感じられる味わいになる。こうした好環境下で育てた「タカネノ山棚田米」は、格別の味わいで食べごたえも抜群。ざいごもんの宿泊客からも、「一番の楽しみにしていた」と言われるほどである。

豊かな自然が楽しめる農家民宿

市街地から離れた山あいに位置する村上市高根地区は、人口500人ほどの小さな集落だ。隠れた癒しスポットとして人気を得ており、訪れた旅行客は豊かな自然の中を散策して、ゆったりとした時間を楽しんでいる。「農家民宿ざいごもん」は、この地域で宿を構え、宿泊客が高根地区の自然をさらに満喫できるように、季節に合わせた様々な企画を用意している。春の田植え体験から始まり、夏にはバーベキュー、秋には稲刈り体験ができる。冬には蕎麦打ち体験や、豪雪地であることを活かしたスノーモービルの運転体験も可能だ。特に多くの人が訪れるのは「秋」。関東圏から足を運んだ親子が稲刈り体験をした後、美味しい新米や、高根で採れた新鮮な野菜を使った料理に舌鼓を打っている。

濃厚さがたまらない「タカネノ山ブドウ ゼリー」

村上市高根地区は、20年以上前から地域活性化活動が盛んな地域である。豊かな自然を活用したイベントや企画が開催され、毎年多くの人が関東圏から足を運んでいる。ざいごもん代表の板垣さんはこの活動をさらに盛り上げるべく、地域で栽培されている「山ぶどう」に着目し「タカネノ山ブドウ ゼリー・レアチーズ」の2商品を開発した。「山ブドウ ゼリー」は、自家栽培した山ぶどうの濃厚な風味と芳醇な香りをそのまま生かし、果実味あふれる甘酸っぱい味わいに仕上げた。一方、このゼリーをカップ入りのレアチーズに上掛けした「山ブドウ レアチーズ」は、素材のクリーミーさと甘酸っぱさが相性抜群。どちらも、家庭用や土産品として大きな注目を集めている。「特産品として高根産山ぶどうの認知度が高まってくれたら嬉しい」と板垣さん。今後も高根地区を盛り上げる農家民宿ざいごもんの活動から目が離せない。

  • 農家民宿ざいごもん
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生産者紹介

代表:板垣寿海
代表板垣寿海

村上市高根地区出身。農家民宿ざいごもんの主人で、フレンドリーな接客が人気を集める。30歳の時、東京から地元に戻り農家を継ぐ。2007年、自分が栽培したお米を直接食べてもらいたいという想いから、自宅を改装して「農家民宿ざいごもん」を設立した。自慢の米「タカネノ山棚田米」は格別の美味しさで、宿泊客が一番の楽しみにするほど。また、地元で栽培されている山ぶどうを特産品化するべく、「タカネノ山ブドウゼリー」を開発。濃厚な味わいと芳醇な香りが人気となり、高根地区と山ぶどうの認知拡大につながっている。今後は、旅行客がより手軽に高根地区へと来れるよう、空き家を利用したゲストハウスを始める構想も持っており、地域をさらに盛り上げるべく活動している。

店舗詳細

店舗名称 農家民宿ざいごもん
住所 新潟県村上市高根728