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宴会や仕出しにも幅広く対応する、JR豊栄駅前通りの「旅館 長岡屋」。お土産品の「あしつきいかめし」は、長岡屋の名物として多くの人に親しまれている。

旅館 長岡屋 地元の旬食材を使った料理が自慢

宴会や仕出しにも幅広く対応する旅館

新潟市北区のJR豊栄駅前通りで旅館を営む「旅館 長岡屋」。創業は1954年。先代が駅前で下宿屋を開いたのがはじまりだ。当時、駅周辺の道路整備で、多くの作業員が訪れていたそう。「力仕事で疲れた人たちに、ゆっくり休んでほしい」という思いから開業した。1988年には施設を建て替えて、披露宴や式典ができる総合宴会場を併設。この頃から、祝い事や法事の仕出しにも力を入れるようになる。長岡屋の料理は、地元の食材をふんだんに使った和食。中でもお米は、契約農家から仕入れる新潟県産コシヒカリを使用している。現在、料理担当をしている取締役・長岡敏郎さんは、ホテルや割烹で板前としての経験を持ち、見た目も美しい工夫を凝らした料理を提供してくれる。「旬の食材を使うことがこだわりです。春になると、自分で山菜やタケノコを取りに行くこともあります」と、長岡さんは語る。

長岡屋の名物「あしつきいかめし」

長岡屋の店頭をはじめ、駅の売店や道の駅で販売しているお土産品「もちもちこしひかり あしつきいかめし」。甘じょっぱい味付けと、ふっくらやわらか食感が美味しいと評判だ。この商品が誕生したのは、JR豊栄駅前通りのイベント出店がきっかけだった。「新潟のお米を使ったお土産品を考えていたとき、思いついたのが『いかめし』でした。イベントに訪れた方がお土産にしたくなるような、特別感のあるものを作りたかったんです」と、長岡さん。その思い通り、いかめしはイベントで大好評。お客さんの「イベント以外でも販売してほしい」という声を受けて商品化したそうだ。現在では、いかめしを求めて宿泊する人もいるというほど。多くの人に愛される「あしつきいかめし」は、長岡屋の名物になっている。

  • 旅館 長岡屋
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生産者紹介

取締役:長岡敏郎
取締役長岡敏郎

調理専門学校を卒業後、都内のホテルや割烹で板前としての経験を積む。結婚を機に新潟へ移住。現在は、妻の実家である「旅館 長岡屋」の取締役を務め、料理担当をしながら商品開発や広報活動を行っている。「あしつきいかめし」が生まれるきっかけとなった駅前通りイベントの運営にも携わっており、地域に根差した活動にも積極的だ。「新潟の人は、県外から来た人も受け入れてくれる温かさがあります。地域の人とのつながりを大切にしていきたい」と長岡さん。近年では、多業種の仲間たちと「新潟元気」という協同組合を設立し、定期的にお土産品の販売イベントを開催。「新潟から元気を届ける」をコンセプトに、さまざまなお土産品を届けたいと語る。

店舗詳細

店舗名称 旅館 長岡屋
住所 新潟県新潟市北区白新町2-3-24