松本製菓舗
新潟県南魚沼市 店舗ジャンル:和洋菓子店・パン屋南魚沼市で1938(昭和13)年に創業した歴史ある和洋菓子店。店頭に並ぶのは、焼き菓子やケーキ、パンなど多彩な商品。手作りの優しい味わいが、地元の人々に親しまれる。
地域に根付く、歴史ある菓子店
南魚沼市六日町の「松本製菓舗」は、1938(昭和13)年に創業した歴史ある菓子店。店内に足を一歩踏み入れると、木の温もりと柔らかな照明に包まれ、時がゆったりと流れるような心地良さに満たされる。銘菓が並ぶショーケースをはじめ、店内に所狭しとお菓子が並ぶ様子は、眺めているだけで心が躍る。滋味深い餡を用いた焼き菓子や羊羹といった和菓子から、多彩なケーキやクッキー、さらには香ばしい香りを漂わせる自家製パンまで、その豊富な種類にどれを手に取ろうかと目移りしてしまうほどだ。節句や季節の行事に合わせた菓子も用意され、日常の茶請けから特別な日の贈り物まで、暮らしのあらゆる場面に寄り添う。同店が大切にするのは、国産材料を使うことと丁寧に手作りすること。一つ一つのお菓子と真摯に向き合い、「妥協しないお菓子作り」を心がけているという。職人のまっすぐな想いと手仕事が生み出す優しい味わいは、訪れる人々の日常を彩り、温かく包み込んでいる。
愛されて40年以上。名峰をモチーフにした銘菓「坂戸山」
幅広い商品の中でも年間通して人気を博すのが、40年以上愛される銘菓「坂戸山」。六日町を代表する名峰・坂戸山をモチーフにした洋風まんじゅうだ。その製造工程には、並々ならぬこだわりが詰まっている。まず商品の肝となる餡は、大鍋で作る。火加減や加熱時間、材料を加えるタイミングなど、繊細な管理が重要となる。3代目・松本金一さんは「餡は粘度が高く焦げやすいんです。季節によって状態も違うので、長年の勘を活かして微調整しています」と、教えてくれた。餡を包む生地は、一晩寝かせてまとまりやすくするという。手間を惜しまず、より品質の高いお菓子に仕上げるための工夫だ。そうしてできた餡と生地を手作業で合わせたら、コンベクションオーブンで焼き上げる。「焼き色のつき具合や焼きムラを目視で確認しながら焼いています。温度を調整したり、向きを変えたりして、狙った焼き加減にするんです」と、松本さんは語る。そんな「坂戸山」は、しっとりとした食感と、卵やバターの豊かな風味が魅力。どこかほっとする味わいが、多くのファンの心を掴んでいる。
生産者紹介
3代目松本金一
南魚沼市出身。「松本製菓舗」の長男として生まれる。高校卒業後、多くの菓子職人を輩出する「辻調理製菓専門学校」へ進学し、和洋菓子の基礎を習得した。その後、横浜を拠点に展開する実力派「フランス菓子 プチフルール」に入社。洗練された洋菓子作りの現場に身を置く。さらに、湘南の名店でも3年間の研鑽を積み、確かな技術と感性を磨き上げた。帰郷後は、家業である「松本製菓舗」の3代目に就任。伝統を受け継ぎつつ、新たな感性でお菓子作りの幅を広げている。現場で培った経験を惜しみなく注ぎ、地元に愛される味を守り続けている。
店舗詳細
| 店舗名称 | 松本製菓舗 |
|---|---|
| 住所 | 新潟県南魚沼市六日町2200番地 |











































