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2021年度7月の連休期間の営業スケジュールについて

自然豊かな上越市の山間地にて、コンニャクと新潟県の郷土料理「えご」を製造している会社。真摯な姿勢で高品質な食品を作り、県外からも注文が入るほどの人気を集める。

鰍蛙食品 すべて手作業にこだわる、えご作り

コンニャク作りを得意とする食品製造会社

鰍蛙食品(かじかがえる)は、上越市の山間地にある食品製造会社。主に、コンニャクと、新潟県の郷土料理「えご」を製造している。えごとは、「えご草」という海藻を煮溶かし、そのまま冷やし固めたもので、コンニャクやところてんに似た食品だ。ほのかな磯の香りと、ぷるるんとした食感、ざりざりとした独特の舌触りが特徴的で、新潟県ではお盆になるとかならず食卓にならぶ、「夏の風物詩」として知られている。そんな「えご」を、鰍蛙食品が作りはじめたのは、地元民の声を受けてのことだった。郷土料理のえごは、時代の移ろいとともに、自作する家庭、製造する会社が減少。しかし、その味を懐かしむ声が根強く、製法の似ているコンニャクを製造していた鰍蛙食品に、「ぜひ作ってほしい」という要望が届いたのだ。

地元民の声に応え、えご作りに挑戦

鰍蛙食品の2代目社長を務める碓井さんは、同社に入る前の50年間、コンニャク製造に携わってきた。新潟県の郷土料理である「えご」を、もちろん食べたことはあるが、家庭でも会社でも、作ったことはかったという。しかし、地元民の声に応えるべく、74歳にして、えご作りに挑戦することを決めた。その製法は、原料を煮詰めて、どろどろになるまで溶かし、そのまま冷やし固めるというもの。コンニャク作りに通ずるものはあったが、決定的に違う点があった。それは、海水と水のバランス。「配分が違うと、独特の固さにならないんですよ」、と語る碓井さん。そこで、昔から家庭で自作していたという、地元の年配者たちに指導を受けに行ったという。なんども試作し、完成度を少しずつ高めていく日々。じつに、8年もの歳月をかけ、ようやく納得できる香り・食感にたどり着いた。完成した「えご」は、地元のみならず、その味を懐かしむ県外在住者からも、注文を受けることがあるという。

  • 鰍蛙食品
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生産者紹介

社長:碓井文夫
社長碓井文夫

上越市出身。富山県の食品製造会社にて、コンニャクやところてん、納豆の製造・販売に携わる。じつに約50年もの間、同社を勤め上げた後、地元の上越市にて、鰍蛙食品の2代目社長に就任した。当初から、牛乳寒天やくずきりといった商品を作りはじめるなど、新しい事業へ果敢に挑戦。その姿勢もあってか、地元民からの「郷土料理のえごを作ってほしい」という声を受け、8年もの歳月をかけて商品化した。80歳を過ぎた今でも、製造・営業を精力的にこなしており、「郷土料理を守るために、これからも頑張りたい」と、笑顔を見せてくれた。

店舗詳細

店舗名称 鰍蛙食品
住所 新潟県上越市柿崎区猿毛1072‐2