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十日町市に、約2.5ヘクタールのさるなし農園を所有。栽培期間中農薬を使用せずに作った「自家栽培のさるなし」を使用した、ジャム・お茶・羊羹などの加工品を販売している。

株式会社 藍匠 「さるなし」の魅力を全国に発信する

呉服店からの転身で始めた「さるなし」栽培

織物の産地として知られる十日町市にて、1981年に設立した株式会社藍匠は、地元産の織物や京都の染め物などを取り扱う「呉服店」として事業をスタート。関東などに出向いて呉服を販売する中で、「新潟県十日町市から来た」と話すと、お客さんから「山菜取りをしたい」という要望を多く受けるようになったという。その声をきっかけに始めたのが、顧客向けに企画した「温泉と山菜取りを楽しむバスツアー」。自社の持つ畑に「わらび・ぜんまい・うど・タラの芽」などの山菜を植えて、収穫体験を楽しんでもらう取り組みを行っていた。山菜から始まった取り組みは、いずれ「くるみ・ぎんなん・あけび」などへと広がり、現在の事業の中核となる「さるなし」の栽培も手掛けるようになる。時代の流れと共に、呉服の需要が減ってしまったこともあり、現在は事業内容を、山菜やさるなしの栽培・販売に完全に移行した。

1989年から始めた「加工品」の販売

株式会社藍匠は、1989年から、地元十日町市に自生していた「さるなし」を栽培し、加工品の製造を手掛けるようになった。「さるなし」とは、キウイフルーツに似た果実で、小ぶりながらも、香りが強く、甘みと酸味のバランスが良い果実だ。ビタミンCなどの栄養価が高く、タンパク質を分解する酵素を多く含むため、毎日の元気を後押ししてくれると注目されている。加工品の第一弾商品として誕生した「ジャム」は、砂糖と「さるなし」のみで作った商品。当時の「ニューにいがた振興機構」により、「新潟県の優良産品」に認定され、首都圏のアンテナショップや、県内のホテル・温泉街の土産物店などで販売され、注目を集めた。藍匠では、ジャムの他にもお茶・羊羹・ドロップスなど様々な商品を開発し、土産物としての販売の他、詰め合わせのギフト商品としても発信している。

  • 株式会社 藍匠
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生産者紹介

代表:柳 幸雄
代表柳 幸雄

十日町市出身。株式会社藍匠の11代目。十日町市に自生していた果実「さるなし」の美味しさと栄養価に目を付け、独自の加工品を企画・販売。今では、約2.5ヘクタールの土地に5000本ほどのさるなしの木を所有。「栽培期間中農薬不使用」で育てた「さるなし」を加工品にする他、苗木として販売したり、健康食品を製造する会社向けに原料として供給している。人気商品は、「ジャム・お茶・羊羹・ドロップス」を詰め合わせにしたギフトセット。新潟県内の土産物店や温泉旅館・ホテルなどで販売し、人気を集めている。

店舗詳細

店舗名称 株式会社 藍匠
住所 新潟県十日町市乙520-1