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1957年創業、加茂市に4店舗を構える千代田ベーカリー。創業以来の人気商品「コーヒーケーキ」を始め、長年愛され続けるパンを変わらない味と製法で作り続ける。

千代田ベーカリー レトロモダンな雰囲気の店内は連日多くの人で賑わう

地元で愛され続ける街のパン屋さん

加茂市にある千代田べーカリーは、創業から70年以上に渡って、地域から愛され続けてきた「街のパン屋さん」。きれいで落ち着いた雰囲気の店内には、現社長が本場フランスの職人から学んだフランスパンやデニッシュ、創業当時から人気の「コーヒーケーキ」など 約100種類ものバラエティ豊富なパンが並んでいる。セルフ方式で、数々のパンから好みのパンを選ぶのも楽しい。訪れる人を飽きさせない商品開発など、日々努力を惜しまない企業努力で、徐々に事業は拡大。今では4店舗を展開する人気店だ。

「コーヒーケーキ」を通じ地域貢献を目指す

約100種類の商品を取り扱う「千代田ベーカリー」。中でも創業当初から不動の人気を誇るのが「コーヒーケーキ」だ。そのネーミングから、「コーヒーの味がするケーキ」と想像する人も多いが、コーヒーの味がするのではなく、「コーヒーに合うケーキ」として開発された商品。小豆を巻き込んだ生地を棒状にして、三編みにしたものを型に入れて焼き、仕上げにフォンダン(砂糖を溶かしたもの)を上に塗り、甘いクリームをサンドして完成。食べると、ふんわりとした食感に、ほんのり香る小豆の香りと、甘さ控えめなクリームがブラックコーヒーとの相性抜群。あんこではなく、香りと食感のある小豆を使用しているのがポイントで、あんこが苦手なお子様から大人まで、世代を超えて愛されている。今後は、加茂市の名物として全国へと販路を拡大するとともに「コーヒーケーキ」を通じて加茂市の知名度UPにも貢献したいと意気込みを見せる。

  • 千代田ベーカリー
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生産者紹介

専務:河内寛太郎
専務河内寛太郎

加茂市出身。河内家の長男として誕生。幼いころからパン作りが生活のそばにあった環境と、父親からの誘いをきっかけに、「パン作りの道」に進むことを決意。修業と研修のため、神奈川県のパン屋さんに弟子入りし、朝の4時から夕方の5時まで休むことなく働いて、2年間夢中でパン作りと向き合った。その後、千代田ベーカリーが新店舗をオープンするタイミングで地元に戻り、千代田ベーカリーで腕を振るっている。現在は専務に就任し、パン作りはもちろん、新商品の開発やPRなど幅広く活躍。商品の魅力を全国へ発信することに力を注いでいる。2020年には看板商品「コーヒーケーキ」のパッケージデザインを一新。小京都とも呼ばれる加茂市のイメージをレトロモダンで粋なデザインに表現し、地域の魅力と共に全国に発信する。

店舗詳細

店舗名称 千代田ベーカリー
住所 新潟県加茂市加茂2606-1