マルシン食品株式会社
新潟県新潟市西区 店舗カテゴリ:食品製造・加工国産原料と昔ながらの製法にこだわった「餅」や、独自の技術を活かした「白玉入りゼリー」が人気の食品製造会社。「食品安全」にいち早く取り組み、信頼されている。
「新潟らしさ」と「独自性」を活かした商品づくり
マルシン食品株式会社は、新潟市西区にある食品製造会社。工場を同市内にて3箇所も保有しており、それぞれで「餅」「デザート類」「笹団子・まんじゅう」を手掛けている。一番人気の商品は、なんといっても「越後餅」だ。新潟県産のもち米を100%使用し、杵で丁寧につきあげたお餅。国産もち米から作った「福ふく餅」と合わせ、売上の6割を占めている。また、「水まんじゅう」や「ゼリー」といったデザート類も、高い人気を集めているという。中でも、もちもちとした「白玉入りゼリー」は、同社独自の技術があってこそ作れる商品だ。さらに、新潟特産の洋梨「ル・レクチェ」や苺「越後姫」のピューレを使ったジュレも人気。このように、マルシン食品は、他社ではなかなか製造できず、新潟ならではの商品を開発することに力を注いでいる。
食に関わる会社として。安全への徹底したこだわり
マルシン食品は、「食品の安全」について、全国でもいち早く取り組み始めた会社だ。 2006年には、品質マネジメントシステムに関する国産規格「ISO9001」とともに、「有機JAS認定」を取得。さらに、2012年には、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格「ISO22000」と、その基準をさらに補強した「FSSC22000」を取得している。FSSC22000の認定を受けたのは、新潟県で一番最初。日本全国でも、中小企業の中では27番目という早さだったという。規格項目の中には、「ここまでやらないといけないのか」と驚くようなものもあるようだが、社員全員でしっかり遵守するために、教育・訓練を徹底している。
生産者紹介
専務取締役新保尚志
新潟市西区出身。大学卒業後、新潟市東区の大手食品メーカーに勤務。東京の営業所にて、4年間勤めた。27歳のときにUターンし、父が経営するマルシン食品に入社。現場を知るため、工場にて出荷業務なども担当した。その後、副工場長・経営企画室室長を経て、専務に就任。現在は営業活動を中心に、受注管理や商品開発、経営など広く活躍している。「お客さんの『美味しい』『また、マルシンで買いたい』という声が一番のやりがいです」という新保さん。餅やゼリーなどの商品について、「安全で美味しい商品をお客様にお届けできるように、体制を整えています」と語ってくれた。
店舗詳細
店舗名称 | マルシン食品株式会社 |
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住所 | 新潟県新潟市西区寺尾東2-9-39 |