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果物狩りやレストランカフェを運営する観光農園「フルーツ童夢」。有機肥料を使った健康な土作りや減農薬にこだわった栽培を行い美味しく安全な果物を届けるこだわりの果樹園。

フルーツ童夢 お客様にゆったりと果物を楽しんでもらうために

白根地区で話題の観光農園

2000年開業のフルーツ童夢。県内でも特に果物の栽培が盛んな白根地区で、桃、梨、ぶどうなどの果物を栽培しながら、果物狩りやレストランカフェを運営する観光農園である。以前は果樹の栽培を中心とした果樹園であったが、現代表の山田陽介さんの代より、栽培のみでなく、観光として果物を多くの人に楽しんでもらえるような施策を行うようになる。元々鉄骨を組んだだけだったビニールハウスをレストランカフェとして建て替え、果物狩りを楽しんだ後にも、お客様にゆっくりと滞在してもらえるようなスペースを設けた。また施設内にスイーツショップ「コンタン」を開設し、果物を使ったジェラートや加工品の販売や飲み物の提供を始め、果樹の最盛期には多くの人で賑っている。地元のメディアから注目を集め、多くテレビにも紹介されている。2017年8月には『音楽とビールの祭典』を開催し、果樹園・レストランカフェだけでなく、イベント会場としても活気づいている。

良いものを生産者の顔が見える形で届けたい

様々な活動で注目を集めているフルーツ童夢だが、元々は果樹栽培の専門農家。その歴史は長く、代々受け継がれてきた技術と丁寧な栽培により、美味しい果物を多くのお客様に届けている。「いいものを作れば、お客様は来てくれる。」そう話す山田さん。観光農園として多くの人にアピールしていくとこはもちろん大切だが、肝心の果物が美味しくなければ話にならない。品質に妥協することなく、より美味しい果物を育て上げるため、有機肥料を使った健康な土作りや減農薬にこだわった栽培を行っている。
元々山田さんが農業を志したきっかけが良いものが良いものとしてお客様の元に届かないことを知ったことだった。学生時代、選果場でアルバイトをしていた際、実家の果物が、お世辞にも良いものだとはいえない他産地の果物と同列に販売されていることを知り、違和感を覚えた。実はこの出来事以前は、農家にはなりたくないと考えていた山田さんだったが、いいものを自分の手で作り、作り手の顔が見える形でお客様に届けたいと思うようになったのだ。今では、フルーツ童夢にリピーターとして訪れてくれるお客様の顔を見るのが何よりのやりがいだと笑顔で話してくれた。

より美味しく、より人の体に優しいものを

今後、より美味しく、より人の体に優しいものをお客様に食べてもらうことが目標だというフルーツ童夢。そのためには栽培を行うだけはなく、食べる質を高めていくため、レストラン・カフェを展開していきたいと考えている。一農家として良質な作物の栽培を目指すことは当たり前で、それだけなく、果物狩りもできる、カフェレストランもある果樹園として、地域全体を盛り上げて行きたいという。また、自社栽培した果物の加工品を生産するという展開も考えており、旬の季節に限らず一年楽しめる味をお客様へ届けるため、商品の開発を行っている。

  • フルーツ童夢
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生産者紹介

山田陽介
山田陽介

南区清水出身・昭和52年生まれ。加茂暁星高等学校を卒業後、県農業大学校に進学。その後、山梨県の果樹農家で修行を行い、家業である山田農園に戻った。32歳で6代目園主となり、2000年にフルーツ童夢を開業した。幼い頃、両親が休みなく働く姿を見ていたため、農業の道には進みたくないと考えていた。しかし、学生時代、選果場でアルバイトをしていた際、実家の果物が、お世辞にも良いものだとはいえない他産地の果物と同列に販売されていることを知る。そのことがきっかけで良いものを自分の手で作り、作り手の顔が見える形でお客様に届けたいと思うようになったという。有機肥料を使った健康な土作りや減農薬にこだわった栽培を行い、より美味しく安全なものをお客様に届けるため、日々、丁寧な果物作りを行っている。

店舗詳細

店舗名称 フルーツ童夢
住所 新潟県新潟市南区南区清水151