雪の香テラス
新潟県上越市 店舗カテゴリ:和洋菓子店上越市で半世紀以上日本茶を製造・販売する正香園が2017年にオープンしたプリン専門店。厳選した茶葉と地元産の食材を贅沢に使い、無添加で仕上げたプリンが大人気!
日本茶のプロが手がけるプリン専門店
上越地域を中心に半世紀以上に渡って日本茶の製造販売を行う正香園。静岡や宇治、伊勢など全国各地の産地から茶葉を直接買い付け、自社工場で製茶をしてきた。雪深い上越地域では、この厄介な冬の天敵を有効活用しようと、雪の冷気だけを使い低温・高湿度を保つ天然の冷蔵庫"雪室"が整備された。正香園でも「雪国・上越らしいお茶」を作ることを目指し、自社製品に雪室を活用する術を模索。こうして、一番茶の茎だけを雪室熟成させ薄く焙じた茶葉に、上越地域産のコシヒカリの玄米をブレンドした、米どころの名を冠する「越後棒茶」を完成させた。その後、抹茶や紅茶などのラインナップを加え、正香園の「雪室銘茶」が形作される。雪室で約1ヶ月間じっくりと熟成させたこの茶葉は、角が取れたまろやかでやさしい風味が特徴。茶葉本来の深い味わいを楽しむことが出来る。正香園はこの自慢の「雪室銘茶」を気軽に手に取ってもらえるようにと商品開発をスタート。そして、茶葉の風味を最大限に生かし、老若男女問わず親しまれているプリンにたどり着く。2017年7月には、プリン専門店「雪の香テラス」をオープンし、新たな挑戦への大きな一歩を踏み出した。
プリンをきっかけに日本茶の美味しさを全国に届けたい
雪の香テラスで販売されているプリンは、何度も試作を繰り返し半年以上かけて開発。こだわりの茶葉を惜しみなく使用し、茶葉の風味を最大限活かした贅沢な仕上がりが特徴だ。また、香料や着色料は使用せず、素材そのものの色や香りを楽しめる。さらに、新潟県内で昔から親しまれている塚田牛乳と上越産の卵を使用し、ひとつひとつ手作りするなど、茶葉以外の素材にも徹底したこだわりがある。雪の香テラスでは月に一度のペースで新しいフレーバーのプリンを考案するなど新商品の開発にも余念がない。今では抹茶・紅茶・コーヒーなど、豊富な種類を取り扱っている。今後は上越のお土産としての知名度を上げるとともに、日本茶の美味しさを全国に発信していく。
生産者紹介
店長松木由美子
千葉県出身。結婚をきっかけに新潟へ移住し、有限会社正香園へと入社。長らく事務方に徹していたが、「雪の香テラス」のオープンを期に店長として店舗を任されることに。正香園の茶葉の風味を存分に味わうことが出来るスイーツを作るために、味の濃さや食感にこだわり半年以上の試行錯誤を経てようやく納得の行くプリンに辿り着いたという。食品を扱う上で避けては通れない衛生管理には、最も気を遣うという松木さん。それでも、自慢のプリンを美味しいと言ってもらえることが何よりもやりがいだと語る。今後も香り高い茶葉の味わいを多くの人々に知ってもらえるように、新フレーバーの開発や販売促進に積極的に取り組んでいく。
店舗詳細
店舗名称 | 雪の香テラス |
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住所 | 新潟県上越市大和5-26-1 |