新潟直送計画からのお知らせ

2025年度お歳暮配送受付開始のお知らせ

新潟市秋葉区にて夫婦で農業を営む。柿をはじめとした果物やさまざまな種類の野菜を栽培する。また、地域の農業に貢献したいと耕作放棄地を引き継ぎ、整備や管理を行う。

がわそ兵衛門ファーム たっぷりの愛情を込めて育てる

農業で地域貢献を!学びと挑戦の日々

2021年から二人三脚で農業を営む、田村徹也さん・志歩さん夫妻。徹也さんの実家は、新潟市秋葉区で江戸時代から農家を営み、両親の代で一区切りがついていた。「広く農業に関わって地域農業を盛り上げたい」と、大学で農業・ビジネス・食について、学びを深めた徹也さん。耕作放棄地が増えているなどの地域の課題を目の当たりにし、大学卒業後すぐに新規就農を決意。「がわそ兵衛門(ひょうえもん)ファーム」という印象的な名前は、田村夫妻が命名。「『がわそ』は柿団地がある蒲ヶ沢(がわけさわ)の愛称です。『兵衛門』は、私の家の屋号を用いました」と、徹也さん。農業を通して、自身も地域を元気にする存在になりたいという、地元への愛と決意が込められている。

手間を惜しまず、おいしさを追求した栽培

信濃川と阿賀野川に囲まれた越後平野に位置する新潟市秋葉区。水はけと保水性のバランスがとれた肥沃な土壌で、おいしい農作物が育つ地域だ。がわそ兵衛門ファームでは、柿をメインに、いちじくやブルーベリーといった果物、ナスやじゃがいもなどの野菜を栽培し、地元の直売所などで販売している。メインの柿の栽培では、丁寧な手仕事が光る。品質を上げるため大切にしているのが、開花前に余分な蕾(つぼみ)を摘み取る「摘蕾(てきらい)」。1つの枝につける実は1個に絞り、しっかりと栄養を集中させていく。また、収穫時には、乾燥を防いだり、病気から果実を守ったりと、柿を保護する表面の白い粉「ブルーム」に触らないよう枝から実を切り離すなど、繊細な作業の連続だ。「均一に日光があたるように枝の配置を気にするなど、心配事は絶えません。手間暇かけた分、食べた人に『おいしい』と言ってもらえた時は本当に嬉しいですね」と、徹也さんはほほ笑む。

  • がわそ兵衛門ファーム
  • がわそ兵衛門ファーム
  • がわそ兵衛門ファーム
  • がわそ兵衛門ファーム

生産者紹介

代表:田村徹也
代表田村徹也

新潟市秋葉区出身。柿の栽培が盛んな蒲ヶ沢地区で育ち、大学では農業ビジネスについて学んだ。就農を決意したのは、「荒れた農地が増えている現状を変えたい」という思いからだった。大学の同級生だった妻・志歩さんとともに耕作放棄地を整備し、果物や野菜を育てている。今後について、「農産物を加工して販売したいです。その加工品や農産物を扱ったカフェを開いて、地域の交流の場を作ることが目標です」と、目を輝かせる。

店舗詳細

店舗名称 がわそ兵衛門ファーム
住所 新潟県新潟市秋葉区蒲ヶ沢693