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観光客向けに、スキーや温泉、アウトドアなど、自然豊かな妙高を楽しむプランをコーディネートしている団体。妙高市ならではの商品を開発し、魅力発信にも力を注いでいる。

妙高ツーリズムマネジメント 妙高高原駅前の妙高高原観光案内所

観光を通じた地域活性化に取り組む

名峰・妙高山の麓、妙高市。広大な裾野には緑豊かな自然があふれ、四季折々の美しい景観を楽しむことができる。国内有数豪雪地帯としても知られ、市内には8か所のスキー場が点在。冬季は国内外からスキー客が多く訪れる。赤倉温泉や池の平温泉など数多くの温泉資源にも恵まれているエリアだ。妙高ツーリズムマネジメントは、この多彩な観光資源を活用し、地域活性化に取り組んでいる観光庁認定の観光地域づくり法人。観光客向けに宿泊プランを斡旋したり、地域内での体験コンテンツなどをプロデュースしたりしている。さらに、市内の飲食店と連携し、旬の食材や妙高市ならではの発酵食品を使った「妙高七五三(なごみ)御膳」や「妙高発酵ジェラート」を開発。2022年7月から、観光地「いもり池」の近くにオープンしたテレワーク研修交流施設「MYOKO BACE CAMP」を運営するなど、新たな魅力をアピールにも積極的だ。

発酵文化が根付く妙高ならではのジェラート

山の幸、海の幸は豊富に揃っているものの、代表的なグルメに乏しかったという妙高市。ここに着目した妙高ツーリズムマネジメントは、新たなグルメの考案に乗り出した。市内の飲食店やホテルと協力し、2021年に「七五三(なごみ)御膳」が完成した。これは「七つの料理、五つ以上の妙高食材、三つの発酵食」を提供することがルールの料理。それぞれの飲食店が伝統的な辛味調味料「かんずり」や天然醸造味噌を使ったメニューを振る舞っていた。「ただ、『三つの発酵食』は飲食店のハードルが高く、発酵食のうち一つを、こちらで作ろうとなりました」と事業部課長の馬場慎太郎さんは話す。人気のあった「甘酒ジェラート」をきっかけに、味の種類を増やした「妙高発酵ジェラート」の開発、発売へとつながった。2022年8月現在では「かんずり」「みそ」など4フレーバーを展開。妙高高原駅隣の妙高高原観光案内所や市内の道の駅など市内8か所で販売し、徐々に販路を拡大している。さらに今後は発酵食品を使ったスイーツや名物を作り、妙高の魅力を発信していくつもりだ。

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生産者紹介

事業部:曽根原 郷
事業部曽根原 郷

妙高市出身。全日本選手権や国体で活躍したスキーノルディック複合の選手。海外を転戦し、ワールドカップの出場経験もある。2021~22年シーズンで競技を引退。22年5月、妙高ツーリズムマネジメントに就職した。地元・妙高での仕事を通じて、「豊かな自然や美味しい食べ物など、妙高は魅力的なものが多いと改めて感じています」と語る。同年7月にオープンしたテレワーク研修交流施設「MYOKO BACE CAMP」に併設されたカフェで接客をするなど、新たな商品の発信にも意欲的だ。「発酵ジェラートには、かんずりや味噌、それぞれの味に生産者の思いや魅力がある。ジェラートから、妙高を知ってもらうきっかけになってほしいです」と笑顔で話した。

店舗詳細

店舗名称 妙高ツーリズムマネジメント
住所 新潟県妙高市大字田口309-1