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質の良い鶏卵を、県内の飲食店や小売店に販売する鶏卵問屋。自社オリジナル商品「おはようたまご」は、安心安全と品質の高さが製菓店や料亭、レストランから好評だ。

たまごや木戸商店 自社工場内で卵の直販も行う

高品質の卵を取りそろえる、鶏卵問屋

たまごや木戸商店は、三条市にある鶏卵専門の問屋。同店は、1934年(昭和9年)の創業だが、当初は米の販売をしていたという。戦後、食料統制の中で米の販売が難しくなったことや、当時の国策も相まって、鶏卵の仕入れ・販売を開始。その鶏卵事業が好調だったこともあり、昭和40年代には米の販売から、鶏卵の卸売に絞ったという。長年、鶏卵を取り扱っている木戸商店のこだわりは、各店舗の要望に合わせた卵を用意すること。卵を黄身の色味や、赤卵や白卵を各店舗の要望に合わせてお届けしている。「今お取引している各産地の農場は餌にこだわっていて、とても良質な卵を生産しているんです」と、代表の木戸さんは語る。その卵へのこだわりが好評を呼び、なんと約400社ほどの県内の飲食店や小売店などに卵を販売している。

安心安全を追求した「おはようたまご」

たまごや木戸商店は、自社商品として「おはようたまご」を販売している。商品誕生のきっかけは、取引している店舗から「安心安全な卵が欲しい」というニーズがあったからだという。また、木戸さん自身も安心安全な卵を作りたかったと話す。協力してもらえる農場や飼料の厳選を経て、2009年に販売をスタートした。商品名の「おはようたまご」はスタッフ全員で考案。「毎朝誰が食べても安心安全な卵」という想いが込められている。「おはようたまご」を生産している契約農場では、アニマル・ウェルフェアの理念のもと、鶏にストレスを与えない飼育方法にこだわっている。鶏にストレスを与えない飼育方法によって、品質の良い卵が安定的に生産ができるという。「飼料も、ポストハーベストフリーのとうもろこしと小麦のみにこだわっています」と、代表の木戸さん。本来の卵の味を楽しめる「おはようたまご」は発売以来、一般のお客様からはもちろん、より卵にこだわる製菓店や料亭、レストランからも好評を呼んでいる。

  • たまごや木戸商店
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生産者紹介

代表取締役:木戸順子
代表取締役木戸順子

三条市出身。木戸商店の3代目である。大学中退後、東京で観光業・情報通信業で主に接客に関わっていた。2005年に家業を継ぐためにUターンし、木戸商店に入社した。入社後は、工場・配送・営業など、様々な業務に勤しんだ。特に、営業回りでは、観光業での経験が大いに生きたという。その後、代表に就任し、スタッフ全員と一緒に、たまごや木戸商店を切り盛りしている。「これからも、お客様により良い卵を届けられるよう、全力投球で盛り上げていきたい」と強く語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 たまごや木戸商店
住所 新潟県三条市由利5-16