新潟直送計画からのお知らせ

2024年度大型連休期間の営業スケジュールについて

新潟県上越地方に根付くヨモギなどの野草を採取して子供たちの教育に生かす取組み「ヨモギ文庫」の活動に賛同。採取したヨモギで野草酵素などを製造する。

百日百草 百日百草(野草酵素)を巨大な陶製の瓷で発酵

良質なヨモギの「一大生産地」である上越市

「百日百草」が活動する上越市の山間部は、大変雪深く、5月上旬まで雪が残る地域で、ようやく雪解けする頃になると、野草が芽吹き、青々とした葉をつけ、緑豊かな季節がやってくる。自然の恩恵を受けた野草は柔らかく良質。上越地域は、今でも最高級モグサ(ヨモギの繊毛を精製したもの)の国内シェア70%を占める一大生産地だ。この春の恵みである野草の恩恵を受けて生活をしてきた上越地域の子どもたちは、夏休みの宿題としてヨモギの葉を袋にいっぱい学校に持って行き、学校単位でヨモギの葉を業者に売って本や備品に換えるという、「野草を教育に活かす」取り組みをしていた。地元の人たちは、この活動を「ヨモギ文庫」と呼び、地域に根ざした文化だったという。

百日百草が取り組む「ヨモギ文庫復活プロジェクト」

「百日百草」は、小嶋さんらが取り組む「ヨモギ文庫復活プロジェクト」から生まれた事業だ。このプロジェクトは、昔から上越地域に根付いていた、「里山に自生するヨモギなどの野草を採取して業者に販売し、収益を学校図書や備品の購入に当てる」という活動を復活させようというもの。小嶋代表は、「いま一度、このヨモギの恵みを学校図書に換える取り組みを復活させたい!」とのスローガンを掲げ、クラウドファンディングを実施。結果として、募集期間の約1ヶ月間で、目標金額120万円を上回る支援が集まった。小嶋代表はこの資金を元に、ヨモギ文庫の歴史を伝える絵本を制作して小学校などに寄付する他、ヨモギの薬草ドリンクやジェラート・その他ヨモギ製品を各メーカーに協力を依頼して開発・販売。その売り上げの一部を学校・教育委員会・図書館に寄付して、オリジナル絵本や学校図書の寄付購入にあてる。

  • 百日百草
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生産者紹介

酵素アドバイザー:小嶋晃一
酵素アドバイザー小嶋晃一

糸魚川市(旧能生町)出身。高校を卒業後、東京の調理系の専門学校に進学し料理についての知識を身につけた。卒業後は、調理師・栄養士の資格を生かし、フレンチの料理人として働いた他、フィットネスジムにて栄養や運動の指導を行うなど活動の幅を広げる。その後は、大阪・東京のゲストハウスカフェの立ち上げや運営などにも携わってきた。2020年に地元に戻ると、百日百草を販売する(株)NSJの取締役を務める傍ら、上越地域に古くから根付く「ヨモギ文庫」の活動を復活させるためのプロジェクトを立ち上げ。有志のメンバーらとともに「クラウドファンディング」を実施し、その資金を元に、ヨモギ文庫の歴史を伝える絵本の製作や、ヨモギの薬草ドリンクなどを開発・販売。売り上げの一部を学校図書などとして寄付する活動を続けている。現在は酵素販売と共に成人病予防のための酵素アドバイザーとしても活躍。30代からの健康管理やファスティングなどについて指導を行う。

店舗詳細

店舗名称 百日百草
住所 新潟県上越市頸城区西福島662番地9