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水揚げした海産物を新鮮なまま最短ルートでお客様の元へお届け!海の幸の本当の美味しさを漁師直送で発信する昭和丸!

漁師直送 昭和丸 新潟の海産物の魅力を全国に発信する

一年を通じて新鮮な魚を届ける新潟県村上市の漁船

寒ブリやヤナギガレイ、また、南蛮海老、ズワイガニなど、色とりどりの豊富な海産物が水揚げされる新潟県。日本海の荒波が育む海産物はどれも魅力的なものばかりだ。そんな新潟県の北部に位置する村上市の寝屋漁港から船を出し、漁を行う昭和丸。水揚げした海産物を新鮮なまま最短ルートでお客様の元へお届けし、個人のみならず、飲食店やプロの料理人から厚い信頼が寄せられている。昭和丸では主に「板曳き網」「素潜り」「一本釣り」という方法を用いて漁を行う。2月~5月にかけて行われる板曳き網漁では、ヒラメやヤナギガレイなどの海底に生息する魚を漁獲。6月~8月末までは素潜り漁で、岩牡蠣、アワビ、サザエなど、夏に最盛期を迎える貝類を。そして、9月から厳しい寒さが続く1月まで、一本釣りでサワラ、マサバ、寒ブリなどを水揚げする。

インターネットを通じた新しい試みにチャレンジする昭和丸

昭和丸を率いるのは祖父から続く漁船の三代目である本間喜昭さん。自分たちで釣り上げた魚を港に卸すだけではない、新しい魚の売り方をインターネットや直売を通じて積極的に行っている。特に反響の大きいものが、昭和丸が直に届ける月に一度の魚の定期便。こちらは旬の魚を毎月詰め合わせセットでお届けするというもの。本間さんは、村上市で毎年開かれている新鮮な魚や野菜が集まる食の祭典「さんぽく軽トラ市」に出店しており、直接、消費者の声を聞いていた。その中で新鮮で簡単に調理ができるよう加工された海産物を直接届けてほしいという声が多かったため、それならいっそのこと自分たちが釣り上げた魚をそのまま捌き、新鮮な状態で届けてみようということで定期便を始めたのだという。市内の海から離れた山間部に住む高齢の方や家事や育児が忙しくなかなか買い物に出かけられない主婦の方などから、徐々に注文数が増えていった。今では全国各地から定期便の注文が入っている。

これからも進化し続ける漁船昭和丸

生産者の顔が見える形で新潟の魚の魅力を存分に伝えていきたいとの思いから、2011年にFacebookページ「漁師直送昭和丸」を立ち上げた。現在では1,000いいね!を突破し、会員飲食店数も160件を超えているという。そんな中で2013年に行われた全国青年・女性漁業者交流大会では、インターネット、SNSを活用した直販の取り組みが評価され、JF女性連・JF全国漁青連会長賞を受賞。これからも直送を増やしていき、加工などにも力を入れていく予定だという。また、小売店や漁師直送居酒屋などもやっていきたいと力強く語ってくれた。

  • 漁師直送 昭和丸
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生産者紹介

本間喜昭
本間喜昭

新潟県村上市で三代続く漁師の家に生まれた本間さん。20代後半まで関東でサラリーマンをしていたという。その後先代の後を継ぐことを決意し、故郷村上へ帰郷。現在は後を継いで7年目。「まだまだ半人前で修業中の身」だと話す。漁師という仕事は職人の世界で、修業に長い年月を必要とする。苦労することも多いというが、大漁で良い魚が獲れた瞬間にすべてが報われるのだそうだ。また、新しい試みとして始めたインターネットを通じての直送販売やSNSの活用などでは、顧客からの生の声をもらうことがあり、美味しかったと言ってもらえることが何よりのやりがいになっていると語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 漁師直送 昭和丸
住所 新潟県村上市勝木1159-6