小林総本舗
新潟県長岡市 店舗カテゴリ:食品製造・加工「焼いて美味しい油揚げ」をモットーに厳選した原料とこだわりの製法で作る栃尾の油揚げ!栃尾産大豆の栽培を自ら手掛け、油揚げで栃尾を盛り上げる小林総本舗!
こだわりの原料と製法で作る油揚げ
小林総本舗は、先代の社長が勤務先の食品部で一から油揚げ作りに取り組んだことから始まる。この事業を軌道に乗せた後、会社員としてではなく自らの理想とする油揚げを作りたいと思い、平成5年に独立を果たす。「焼いて美味しい油揚げ」をモットーに、こだわりの原料と製法で油揚げを作り続けている。油揚げ作りの基本となる豆腐は、厳選した原料のみを使用。バランスのとれた味にするため複数種類の大豆をブレンドし、名水百選にも選ばれる栃尾の水を使用し、天然ニガリ100%で仕上げている。こうしてできた豆腐を冷蔵庫で1日熟成させる。ここに小林総本舗のこだわりが隠されている。一般的には作った豆腐をすぐに揚げて油揚げを作るが、1日熟成させることで表面の水分が飛び、中心部だけに水分が残る。そのため揚げた時に外はカリッと中はふんわり柔らかく仕上がるのだ。油にもこだわり、焙煎した菜種100%の油を使うことで香り高く、カリッと揚げている。
小林総本舗の油揚げは、県内の主要スーパーで販売され県民に広く親しまれているだけでなく、県外の物産展では1日に1000枚以上販売することもあるという。さらに、海外への販売にも力を入れており、タイの日本料理店で使われているほどだ。国内外問わず愛されている小林総本舗自慢の逸品だ。
栃尾の油揚げで地域活性化を目指す
近年、メディアで取り上げられることも多い栃尾の油揚げ。全国から大きな注目を集める中、小林さんは「油揚げで栃尾をもっと元気にしたい」と、力強く語る。現在地元農家や行政を巻き込み、耕作放棄地を利用した栃尾産大豆の栽培を手掛けている。栃尾産大豆の栽培によって、栃尾ブランドの強化を図ると同時に新しい雇用を生み、町全体の活性化に貢献したいと話す。また、栃尾にはまだまだ飲食店が少なく、県外から訪れた人もすぐに帰ってしまうことが多いという。今後油揚げを楽しめる飲食店を作り、栃尾の街をゆっくりと楽しんでもらえる取り組みを行いたいと考えている。
生産者紹介
取締役営業部長小林 政敏
長岡市栃尾出身。高校在学中から家業の油揚げ製造に携わり、後を継ぐために高校卒業後に正式入社。3年間の製造業務を経て、社長である父が亡くなったことを機に営業担当となる。対外的な営業に注力し、現在では全国から多くの注文が寄せられ、海外への販売も積極的に行っている。最近では、「生まれ育った栃尾を元気に」という熱い思いを胸に、農家や行政を巻き込んで栃尾産大豆の栽培を開始。まだ生産量は少ないが、継続的に取り組み、栃尾ブランドの強化と雇用の創出に繋げたいと考えている。さらに、テレビ放映などをきっかけに栃尾を訪れる観光客は増えたものの、すぐに帰る人も多いため、飲食店を作ってゆっくり滞在できるようにしたいと語る。今後も栃尾の活性化と発展のために、精力的に活動していくだろう。
店舗詳細
店舗名称 | 小林総本舗 |
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住所 | 新潟県長岡市巻渕3丁目652番地3 |
営業時間 | 8:00~19:00 |