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200年以上の歴史を持つ三条市の農家。米や枝豆などを生産している。中ノ口川沿いの肥沃な土壌を活かしながら、農薬や化学肥料を抑えた栽培を実践する。

堀川農園 中ノ口川の恵みが詰まった、栄養たっぷりな土壌

米や枝豆を栽培する、200年以上続く農家

三条市で、米・枝豆・野菜を中心に育てている「堀川農園」。中ノ口川周辺で200年以上続く農家だ。ミネラル豊富な肥沃な土壌で、コシヒカリをはじめ、なすやトマトなどの野菜を栽培してきた。それに加え、2016年頃から枝豆の栽培をスタート。きっかけは、12代目・堀川竜暉さんが家業である農業に転身したことだった。「農業経験がない中で、自分と相性の良い作物は何かを考えました。そんな時に出会ったのが枝豆だったんです」と、語る堀川さん。香り枝豆と称される早生品種「陽恵(ようけい)」の味わいに感動し、この品種だけにこだわって栽培している。

有機質肥料を活用し、おいしい米に

堀川農園では、丁寧な作業で「コシヒカリ」を育てている。堀川さんは、「米が健やかに育つよう、土づくりや栽培方法にこだわっています」と語る。土づくりでは、魚系の有機質の肥料をたっぷり使用。微生物が肥料を分解して肥沃な土壌を作っていく。また、中ノ口川沿いは、栄養素が流れにくい粘土質の土壌も特徴。土壌の栄養素をたっぷり吸収するために行っているのが、苗と苗の間隔を広くして田植えをする「疎植栽培(そしょくさいばい)」。広々としたスペースにしっかりと根を張ることで、栄養素を吸収し、力強い稲に育つそうだ。

肥沃な土壌で育てた、香り高い枝豆

堀川農園で栽培している枝豆は、「陽恵(ようけい)」という早生品種。地元の直売所のほか、豊洲市場や老舗百貨店などにも出荷しており、その味わいは全国で認められている。こだわりについて堀川さんは、「一つの枝に付くさやの数を抑えるため、あえて肥料を減らすんです。そうすると一粒一粒にしっかりと栄養が行き届きます」と語った。こうすることで収量は減ってしまうが、濃厚な旨味の枝豆に仕上がるという。さらに、新鮮な枝豆を届けるため、収穫にも気を配っている。なんと、収穫作業が始まるのは夜10時。夜通しで収穫し、できるだけ鮮度の良い状態で出荷している。こうした手間をかけた枝豆は、「豊かな香りと味が楽しめる」と、多くのファンに愛されている。

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生産者紹介

12代目:堀川竜暉
12代目堀川竜暉

三条市出身。代々続く農家に生まれる。一般企業に就職後、家業である農業へ転身。就農当時、「自分でも主体的に農作物を育ててみたい」とチャレンジしたのが、枝豆「陽恵(ようけい)」の栽培だった。「香り、食感、味に引き込まれた。この品種を追求し、食卓に届けたいと思った」と語る。枝豆の美味しさを追求し続ける一方、2025年春に野菜の直売を兼ねたさつまいもカフェ「芋と1/2」をオープン。さつまいもの栽培も始める予定だ。常にチャレンジを続ける堀川さんは、「新潟県で枝豆と言ったら堀川農園と言われるようになりたい」と、目を輝かせた。

店舗詳細

店舗名称 堀川農園
住所 新潟県三条市上須頃2488