新潟直送計画からのお知らせ

#新潟直送計画で買ったよ キャンペーン11月のプレゼント

新潟市江南区で米と野菜を栽培する農事組合法人。きのこの菌床を活かした有機質肥料で育てる長ネギとミニトマトは、スーパーの地場産コーナーで飛ぶように売れている。

ドリーム和田 初夏の味覚・そら豆。株間を広くとって栽培

雄大な川の恩恵を受けて稲作に取り組む農家

新潟市江南区は、信濃川と阿賀野川、そして両河川を繋ぐ小阿賀野川に囲まれた自然豊かな地域。清らかな水を活かして、多彩な農産物を生産する農家が多い。農事組合法人ドリーム和田もその一つ。50haもある広大な土地で、コシヒカリ・こしいぶき・新之助・ゆきん子舞を栽培している。どの米も「大粒で美味しい」「みずみずしい」と、地元民から好評だ。美味しさの秘密の一つが、収穫後の田んぼにすき込む籾殻。通気性と排水性が高まり、稲が根を張りやすいふかふかの土に仕上がるという。園芸担当の石井俊太さんは、「稲刈りが終わると一息つきたいところですが、お米を食べてくれるお客さんが待っているので、来年のための土作りは欠かせませんね」と、語っている。

作物を健康に育てる「疎植栽培」

ドリーム和田は、米以外にも、長ネギ・ミニトマト・里芋・そら豆など多くの野菜を栽培している。重視するのは、量よりも質。収量よりもとにかく質の良い野菜作りをモットーにしている。そこで、取り入れているのが「疎植(そしょく)栽培」だ。これは、株と株の間を広くとる栽培法。園芸担当の石井さん曰く、一般的な間隔よりも1.5倍ほど広くしているという。そうすることで、風通しが良くなり、作物が健康に育つ。また、日光が一枚一枚の葉っぱに行き届くこともメリット。光合成が活発になり、立派な実を実らせるのだ。

有機質肥料を活用した土壌改良

米や野菜の美味しさを左右する要素の一つに、土作りがある。ドリーム和田がこだわるのは、極力、有機質の肥料を使うこと。きのこを収穫し終わった廃菌床を土に混ぜ込み、土壌環境を整えている。牛糞や豚糞などの動物性肥料に比べて、植物性のものは作物にやさしく働きかけるという。園芸担当の石井さんは、「大事なのは作物にストレスを与えない土に仕上げること。その点、きのこの菌床は、作物に少しずつ栄養を供給してくれるんですよ」と、語っている。

  • ドリーム和田
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生産者紹介

園芸担当:石井俊太
園芸担当石井俊太

新潟市中央区出身。東京の大学に在学中、ファーマーズマーケットに並ぶエネルギー溢れる野菜に魅了され、農業に親しみを持つ。2021年に新潟に戻り、ドリーム和田に入社した。「大学時代に化学の勉強をしていたので、その知識が土作りに活かせそうだなと思いました」と、語る石井さん。肥料としてきのこの菌床を導入したのも石井さんの案だそうだ。やりがいについて伺うと、「田植えは春の一回だけですし、土作りも一年の中で秋にしか行いません。一発勝負だから面白い!来年は何をしようかな?って考えながら一年を過ごすのが楽しいですね」と、笑顔で語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 ドリーム和田
住所 新潟県新潟市江南区和田76