新潟直送計画からのお知らせ

「枝豆・茶豆」の予約受付が始まりました

モットーは「より美味しく、より安心なものを!」。新潟赤塚の若手農家つよしファーム。

つよしファーム

赤塚砂丘地帯の土壌と水質

新潟市西区の赤塚地区でさつまいもの栽培や稲作などを行うつよしファーム。ここ赤塚地区は越後平野の海岸線に位置した砂丘地帯となっている。この砂丘は北は岩船港から南の角田山の山麓まで70kmにわたり連なっている。この地域では明治時代以前から稲作が行われており、田んぼの風景が広がっていた。稲作や農作物の栽培に用いられている農業用水は、この地区の湿地である佐潟の水を利用していた。佐潟は湧水を水源として形成されたものであり、ラムサール条約(湿地の生態系を守るための条約)に登録されている。毎年冬には数多くの白鳥が飛来しその数は全国1位である。明治時代初期から昭和にかけて、この佐潟の湖底からかき上げてきた植物遺骸を有機肥料として田んぼや畑に入れていた。水質がよく、肥沃な土壌が保たれているため農業がとても栄えている地域なのだ。

こだわりのさつまいも「紅はるか」

つよしファームでは特にさつまいも「紅はるか」の栽培に力を入れている。優しい甘みにねっとりと滑らかな食感が特徴で、2010年に品種登録された新しい品種である。黄金色の色味鮮やかな見た目と糖度の高さで人気を博している。つよしファームはこの紅はるかをより美味しくするためにこだわりの追熟を行っている。野菜は採れたてが美味しいというイメージがあるが、さつまいもには当てはまらない。実は採れたてのさつまいもは甘味がのっていない。太陽の光をたくさん浴びて蓄えられたデンプンが追熟することで糖に変わり、甘味が増して美味しくなるのだ。農園では室温13~15度に保った保管庫で1ヵ月以上もの間、追熟を行う。しっかりとした管理の元、甘味を十分に引き出した紅はるか。食べ方としては、まず間違いなく「焼きいも」をおすすめする。黄金色のしっとりとした食感。切った断面を見れば一目瞭然。芯までしっとりとしている。一口頬張ると、口の中に広がる強い甘味と、それでいてすっきりとした後味がまったく飽きない。今まで食べてきた市販のさつまいもとはまったくの別物である。

品評会への出品。有機栽培へのチャレンジ

つよしファームでは有機栽培への取り組みも行っている。有機栽培はとても難しく、もれなく苦労がつきまとうもの。害虫駆除や除草の手間、コストがとてもかかるとても大変な栽培なのだ。しかし、より安心安全なものをお客様に食べていただきたいという農園の信念からこの取り組みが始まった。「人が生きていくうえで食はとても大切なこと。私たち農家は人間の源となる食を担っている。そういうい気持ちで農業と向き合っていかなければいけない。」そう話すつよしファームの太田剛さん。より美味しく、より安心して食べられるものをこれからも作っていきたいと話してくれた。またつよしファームでは、積極的に品評会などにも参加している。野菜ソムリエサミットという全国各地の青果物の食味を評価するコンテストでは、数度の受賞を果たしている。

  • つよしファーム
  • つよしファーム
  • つよしファーム
  • つよしファーム
  • つよしファーム
  • つよしファーム
  • つよしファーム

生産者紹介

太田 剛さん
太田 剛さん

新潟赤塚で農業を行うつよしファーム。ここ赤塚は新潟市の海岸線に位置した砂丘地帯。通気性・排水性が良く、肥沃である土壌はとても美味しい農作物を育む。
そんな新潟赤塚の農業を担う若手濃家である太田剛さん。さつまいもやお米、スイカなどの農作物を育てている。さつまいもの栽培には絶対の自信を持ち、品評会などでも受賞を果たしている。近年では有機栽培への取り組みにもチャレンジ。「美味しく、安心安全なものをお客様に食べていただきたい。」そんな強い思いで農業と向き合っている。

店舗詳細

店舗名称 つよしファーム
住所 新潟県新潟市西区神山40