新潟直送計画からのお知らせ

「令和7年度新米」の予約受付が始まりました

県内有数の米どころ・魚沼市で、100年以上続く農家。「自分の子どもや孫に食べさせたいお米」をテーマに、有機質肥料や独自に培養した菌を使った米作りに取り組む。

米山農園 米作りに恵まれた環境の旧湯之谷村

雪解け水をたっぷりと吸収した「魚沼産コシヒカリ」

米山農園は、「コシヒカリ」の名産地として知られる魚沼市の農家。現在は、4代目・米山明宏さんを中心に、コシヒカリやこがねもちのほか、長ネギなどの野菜を栽培している。米山農園の田んぼがあるのは、古くから「魚沼産コシヒカリ」の生産が盛んな旧湯之谷村。昼夜の寒暖差が大きく、越後駒ヶ岳から流れる雪解け水に恵まれた地域だ。田んぼの水は、一級河川・魚野川の支流にあたる「佐梨川」から引き入れている。「佐梨川の水は、ミネラルが豊富なことはもちろん、水温の低さも利点です。冷たい水を与えることで、暑さで稲がバテてしまうのを防いでくれます」と、米山さんは語る。こうした米作りに恵まれた環境で育ったコシヒカリは、もっちりとした弾力や粘り気がピカイチだ。

独自に培養した菌で、稲を強く健康に育てる

米山農園では、化学肥料の使用を最小限にするため、牛ふん・米ぬか・籾殻などを独自にブレンドした有機質肥料を用いた土づくりを行っている。さらに、稲刈り後に籾殻や稲わらを田んぼにすき込むことで、微生物の棲み家となる有機物が増え、栄養価の高い土壌が形成されるそうだ。また、米山さんは「菌」を用いた土づくりにも注力。納豆・ヨーグルト・イースト菌・砂糖・水などの身近な食材を使って、自ら菌を培養している。「納豆菌や乳酸菌といった有用菌を土壌に加えることで、稲が育ちやすい環境を整えてくれます。すると、病気にも負けないたくましい稲が育つんですよ」と、米山さん。すくすくと健康に育った稲から収穫されるお米は、「力強い旨味を感じられる」と評判だ。

  • 米山農園
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生産者紹介

4代目:米山明宏
4代目米山明宏

魚沼市出身。代々続く米農家に生まれる。仕事の関係で関東へ移り住むも、2019年から実家に戻り就農。コシヒカリやこがねもちのほか、野菜の栽培にも取り組んでいる。「関東にいたときも田植えや稲刈りなどの繁忙期は、手伝いに来ていました。『いずれは継ごう』という思いはずっとあったんですよね。代々受け継がれてきた土地を手放すわけにはいかないですから!」と米山さんは豪快に笑う。現在は、菌を活用した科学的なアプローチの米作りに注目しており、日々勉強しているそうだ。

店舗詳細

店舗名称 米山農園
住所 新潟県魚沼市七日町新田216-1