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新発田市にて140年以上続く老舗酒蔵。日本初の缶入り生原酒「菊水ふなぐち」は、売り上げ累計3億本を超え、世界中で愛されているロングセラー商品である。

菊水ショップ 生原酒の試飲が人気

「菊水ふなぐち」を代表銘柄に掲げる老舗酒蔵

菊水ショップは、新発田市の菊水酒造が運営する販売店舗。1881(明治14)年創業の同酒造は、辛口から甘口、にごり酒、梅酒まで幅広いラインナップを取り揃える。代表銘柄は「菊水ふなぐち」。「菊水の純米酒」は、濃厚でありながら重さを感じさせない旨口の仕上がり。上品でやわらかい甘口酒として人気なのは「菊水の四段仕込」。喉越しまろやかで、女性のリピーターも多い一本である。140年以上にわたり、ひたむきに酒造りに励んできたが、その歩みは決して順風満帆ではなかったそうだ。高度成長期がピークを迎えた頃、大手酒造メーカーは順調に業績を伸ばしている中、地方の蔵元であった菊水酒造においても順調に業績を伸ばす。しかし、1960年代に二度にわたる大水害に見舞われる。そこで、起死回生のため、現在の地で再起を図る。「大手にはできないこと」を模索する日々が続き、着目したのが、酒蔵来訪者に振る舞っていた生原酒だった。

日本初、缶入り生原酒の商品化

蔵の再起を図っていた当時、蔵を訪れた見学者に生原酒を振る舞っていた。生原酒とは、火入れをしない生酒と加水をしない原酒、両方の条件を満たしたもの。生酒ならではのフルーティーな香り、できたてのフレッシュな味わいが美味しい。アルコール度数は19度と高く、原酒ならではの濃厚な旨味を堪能できる。品質管理が難しいため、当時は蔵でしか飲めない貴重な酒だった。しかし、あまりの美味しさに「商品化してほしい」という声が絶えなかったという。そこで、社運をかけて、業界では不可能といわれていた「生原酒の商品化」に挑戦。製造技術を根本から改め、菌が繁殖しない方法を研究。紫外線に弱い日本酒の性質を突き詰めて、遮光性に優れたアルミ缶を採用した。試行錯誤を重ねること3年。1972年、ついに日本で初めて缶入り生原酒の商品化に成功する。「ふなぐち菊水一番しぼり」と命名して販売したところ、「しぼりたての日本酒をいつでも堪能できる」と爆発的に大ヒット。誕生から50年以上も売れ続けるロングセラー商品となった。

酒粕を丁寧にブレンドした缶詰パン

菊水酒造は、日本酒の魅力を身近に感じてもらうため、2020年、一風変わった商品を開発した。看板商品「菊水ふなぐち」の酒粕入りパン、「ふなぐち酒粕ブリオッシュ」だ。しかも、缶詰入りというのが珍しい。デニッシュ食パンで有名な「京都祇園ボローニャ」とコラボレーションしたパンである。酒粕を丁寧にブレンドすることで、上品な甘みが生まれ、しっとりとした食感に仕上がっている。缶詰入りのため、長期保存が可能。軽くて便利なことから、非常食やアウトドア用の食品としても人気を集めている。

  • 菊水ショップ
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生産者紹介

店長:米田泰子
店長米田泰子

新発田市出身。2019年、同酒造のショップ「菊水酒造 KAYOIGURA」の店長に就任。もともと日本酒に馴染みがなかったそうだが、酒の販売を通して、造り方や味わいの奥深さなど魅力に気づく。「かつての私のように、日本酒に馴染みのない方に出会いたいです。缶詰パン『ふなぐち酒粕ブリオッシュ』をはじめ、日本酒の可能性を感じていただける商品を広めていくのが夢ですね」とさわやかな笑顔で語った。

店舗詳細

店舗名称 菊水ショップ
住所 新潟県新発田市島潟750