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「#新潟直送計画で買ったよ」10月のプレゼント

ミネラル豊富な川の水に恵まれた三条市大島地区で、米と果樹栽培に取り組む農家。こだわりの有機肥料と堆肥をたっぷり使って、ジューシーで甘い高品質な桃を育んでいる。

三次郎農園 果樹栽培に適した、水はけの良い砂地で桃を栽培

地元農業を盛り上げるべく、米と桃の栽培に取り組む農家

三条市の三次郎農園は、200年以上続く米農家。水田が位置する大島地区は、信濃川とその支流・中ノ口川に挟まれており、山々がもたらすミネラル豊富な水に恵まれた地域である。まさに米作りに最適な環境だ。しかし、近年は高齢化に伴う農家離れが進み、耕作放棄地が増加。そんな現状を深刻に受け止めた同農園は、行き場のない圃場を積極的に引き継ぎ、水田の面積を13haにまで拡大した。広大な水田で栽培しているのは、コシヒカリや新之助、餅米の「わたぼうし」。栄養価の高い水をたっぷり吸収して育った米は、「甘みが強く、もっちり食感」と好評を得ている。さらに1983年から取り組んでいるのが、桃の栽培だ。きっかけは、8代目の渡辺正志さんが農家仲間と一緒に県外の桃の産地を訪れたこと。当時、大島地区で桃を栽培していた農家はいなかったため、「桃を新たな名物にして、地元農業を盛り上げたい」という熱い想いのもと始めたという。今では、白桃と黄桃の他、桃のジャムやドライフルーツといった加工品も手掛けている。

甘くてジューシーな桃の秘密は、有機肥料と堆肥

三条市にて桃の栽培に取り組む三次郎農園のこだわりは、からだにやさしい作物を追求した「肥料」と「堆肥」だ。まずは、肥料。化学肥料を大幅に削減し、魚肉や穀物の胚芽をブレンドした有機肥料をたっぷり散布。糖度の高い果実を育てる上では欠かせない、アミノ酸を豊富に含んでいる。次に土壌を作る「堆肥」。10代目の渡辺さんは、「学校給食の残りをリサイクルしたものを使っています」と教えてくれた。毎日栄養バランスを計算して作られた学校給食は成分の偏りがないため、高品質な堆肥に変わるという。散布すると、栄養価の高い土壌に仕上がり、甘みたっぷりの果実が育つのだ。努力の賜物となった桃は、「みずみずしくてジューシー!」と、直売所でも大好評。市内の果物店では、同農園の桃をごろっとサンドしたフルーツサンドを販売しており、ランチやおやつ目当てに買いに来る客で賑わうという。

こだわりの栽培法で育む、芳醇なルレクチェ

三条市の三次郎農園は地元農業を支えるべく、農地拡大や桃の新規栽培などに積極的に取り組んできた。その姿勢は、10代目の渡辺さんにも受け継がれている。2014年からスタートしたのがル・レクチェ栽培。「桃が美味しいから、ル・レクチェも作ってほしい!」というリピーターの声が多かったからだという。とはいえ、梨栽培の経験が全くなかった渡辺さん。全国の勉強会に参加する中で、試行錯誤の末、行き着いたのが「ジョイント栽培」だ。異なる樹の枝の断面をつなぎ合わせる方法である。枝が一直線に並ぶことで、枝の端から端までまんべんなく着果し、糖度の差もなくなるという。さらに、剪定や収穫などの作業時間が大幅に短縮され、多くの収量が望める。渡辺さんは、「甘くて美味しいル・レクチェを一人でも多くのお客さんに届けたいです」と語った。

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生産者紹介

10代目:渡辺亮介
10代目渡辺亮介

三条市にて農家の長男として生まれる。もともと農業には興味はなかったが、桃の収穫を手伝ううちに果樹栽培に興味を持つ。地元の高校を卒業後は、農業系の短期大学へ進学。桃や洋梨の栽培について学ぶ。その後、三次郎農園の10代目として就農する。少子高齢化で田畑を手放す農家が増える中、地元農業を盛り上げるべく日々奮闘。「地域の活性化になるなら、作ったことのない作物でも挑戦していきたいです」と笑顔を見せた。

店舗詳細

店舗名称 三次郎農園
住所 新潟県三条市大島539-1