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加茂市で従来品種コシヒカリを中心に、様々な米を栽培する農家。安心安全で、美味しい米作りを追求し、農薬や肥料に頼らない栽培方法に取り組んでいる。

新潟サトウ農園 加茂市で18代続く歴史ある米農家

加茂市で様々な品種の米を栽培する農家

新潟サトウ農園は、加茂市で代々米作りを行う農家。現代表で18代目になる歴史ある米農家だ。約6.6ヘクタールの田んぼに、従来品種コシヒカリを中心として、つきあかり、虹のきらめき、ヒカリ新世紀と、様々な品種の米を栽培している。2018年頃までは、従来品種コシヒカリのみを栽培していたという同農園。しかし、「コシヒカリ1本だけだと販売先が限られてくる」と感じた代表の佐藤さんは、他の品種の栽培に取り組み始めたという。さらに、新潟サトウ農園では、田んぼのオーナー契約という取り組みを行っている。オーナー契約とは、田んぼを区画ごと契約するというもの。各田んぼには、オーナーとなっている企業や個人の名前が入った看板が立てられている。このオーナー契約は好評で、毎年数件新たに契約する人もいるという。

農薬や化学肥料に頼らない、安心安全で、美味しい米作りに取り組む

新潟サトウ農園では、誰が食べても安心安全で美味しい米作りを追求している。そのため、栽培期間中は、農薬の使用量を抑え、化学肥料に頼らない栽培に取り組んでいる。まず、減農薬への取り組みについて。農薬の使用を抑えるために、育苗期に乳酸菌、納豆菌、酵母菌の培養液を散布する。こうすることで、稲は有機質分解力、抗菌力、殺菌力を増し、病気になりにくい稲に育つのだ。さらに、田んぼ一枚あたりに植える苗の本数を減らす「疎植栽培」に取り組む。稲の本数を少なくすることで、風通しがよくなり、稲の健康的な成長につながる。よって、病気になりにくくなるのだ。次に、化学肥料に頼らない栽培方法について。同農園では、主に豚糞完熟堆肥を用いた栽培に取り組んでいる。「この肥料を使い始めてから、食味が良くなったのと同時に、稲が倒伏しにくくなった」と、代表の佐藤さんは堆肥の効果について語る。その他にも、米ぬか、燻炭を使用した土壌改良、光合成細菌の培養液を使用するなど、化学肥料に頼らない栽培方法を実践している。安心安全で、美味しい米作りを実践する同農園で収穫された米は、その食味の良さが好評で、毎年新米の時期には県内外問わずたくさんの注文が入るほど人気だ。

  • 新潟サトウ農園
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生産者紹介

18代目:佐藤克己
18代目佐藤克己

加茂市出身。新潟サトウ農園の18代目である。農業高校を卒業後、東京の会社に就職。3年後、実家の米作りを継ぐべく、Uターンし就農。父の栽培方法を学びながら、米作りに邁進していた。36歳の頃に18代目に就任。「子どもたちに、安心して食べさせられる米を作りたい」という思いから、農薬や化学肥料に頼らない農法を実践してきた。さらに、コシヒカリのみならず、様々な品種の作付けにも取り組んでいる。「美味しく、安心安全で、お客さんから信用されるような米作りにこだわっています」と語る佐藤さん。これからも、美味しい米作りを追求していく。

店舗詳細

店舗名称 新潟サトウ農園
住所 新潟県加茂市石川1-2-24